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	<title>医療DX - MogiMed</title>
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	<description>自分とたいせつな人を守る医療のちしき</description>
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	<title>医療DX - MogiMed</title>
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		<title>マイナ保険証をきっかけに薬情報はどうつながる？電子処方箋・マイナポータル・電子お薬手帳のしくみと注意点</title>
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		<dc:creator><![CDATA[Toshi]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 18 May 2026 23:09:05 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[医療DX]]></category>
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					<description><![CDATA[マイナ保険証をきっかけに薬情報はどうつながる？電子処方箋・マイナポータル・電子お薬手帳のしくみと注意点 【結論】資格確認を入口に薬情報をまとめやすくなる 手入力を減らして確認しやすくなる一方で、全部が自動で入るわけではな…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h1 class="wp-block-heading">マイナ保険証をきっかけに薬情報はどうつながる？電子処方箋・マイナポータル・電子お薬手帳のしくみと注意点</h1>



<div class="conclusion-block" style="background:#FFF8E7; border:1.5px solid #EF9F27; border-radius:8px; padding:14px 20px; margin:16px 0;">
<p style="font-weight:bold; font-size:16px; margin:0 0 8px 0;">【結論】資格確認を入口に薬情報をまとめやすくなる</p>
<p style="margin:0 0 8px 0;">手入力を減らして確認しやすくなる一方で、全部が自動で入るわけではないため、使う条件の確認が必要です。</p>
<ul style="margin:0; padding-left:1.2em;">
<li>マイナ保険証と電子処方箋の基盤では、直近の処方・調剤情報を参照して重複投薬等のチェックができます<sup><a href="#ref-8">[8]</a></sup></li>
<li>電子お薬手帳アプリには、薬局連携で受け取った薬情報の自動登録や、マイナポータル情報の閲覧機能を備えた製品があります<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup></li>
<li>ただし、反映範囲・表示タイミング・同意設定・家族管理の方法は一律ではないため、アプリごとの確認が欠かせません<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-7">[7]</a></sup></li>
</ul>
<p style="font-size:14px; margin:8px 0 0 0;">詳しくは薬剤師Toshiが現場経験から解説します↓</p>
</div>



<p class="wp-block-paragraph">マイナ保険証と電子お薬手帳の話になると、「医療機関で出た薬の情報が、すべて自動でスマホに入る」と思う人もいるかもしれません。ですが、実際はそこまで単純ではありません。まず、マイナ保険証は医療機関や薬局で本人確認と資格確認をするための入口です<sup><a href="#ref-7">[7]</a></sup>。そのうえで、電子処方箋の仕組み、マイナポータル（政府のオンライン窓口）にある薬剤情報、薬局から電子お薬手帳への自動登録機能などが組み合わさると、薬の記録を紙より集めやすくなります<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup><sup><a href="#ref-8">[8]</a></sup>。つまり、1つの機能が直接全部をしてくれるのではなく、医療DXの基盤の上で複数の仕組みがつながることで便利になる、と考えると実態に近いです<sup><a href="#ref-9">[9]</a></sup>。</p>



<h2 class="wp-block-heading">マイナ保険証と電子お薬手帳が連携すると何が便利になる？</h2>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-normal">一番大きな変化は、薬の情報がばらばらになりにくくなることです。対応する薬局やサービスを使うと、薬の記録を集めて見返しやすくなります。</span>紙のお薬手帳にも大切な役割はありますが、持ち忘れや記録漏れがあると、医師や薬剤師が「今どの薬を使っているか」をその場で正確に把握しにくくなります。電子お薬手帳はスマートフォンで確認でき、薬局と連携した場合に受け取った薬情報が自動で登録される仕組みを持つものがあります<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。これにより、手入力の手間が減り、過去の薬歴も見返しやすくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、マイナ保険証や電子処方箋の基盤が整うと、複数の医療機関や薬局で直近に処方・調剤された情報を参照し、重複投薬等のチェックに活かせます<sup><a href="#ref-8">[8]</a></sup>。たとえば、別の病院で似た作用の薬が出ていないか、飲み合わせに問題がないかを確認しやすくなります。これは高齢の方や、複数の診療科に通っている方ほど恩恵が大きい点です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">便利さは「見る」だけではありません。EPARKお薬手帳では、薬局とアプリを連携すると薬情報の自動登録ができ、さらにマイナポータル連携で過去のお薬情報や検査結果などをまとめて取得して反映できます<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。日本調剤のお薬手帳プラスでも、マイナポータル上の電子処方箋情報やお薬情報を取得してアプリ内で閲覧できます<sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。つまり、受診後に紙を見ながら毎回自分で入力するやり方から、「必要な情報を取り込み、確認し、必要なときに見せる」使い方へ変わっていくわけです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">受診先や薬局が変わったときでも、ふだんの薬剤情報をその場で見せやすい点は大きな利点です。紙でも電子でも履歴がまとまっていれば役立ちますが、スマホで確認しやすいのは電子手帳の強みです。一方で、紙のお薬手帳には電池切れや通信環境の影響を受けにくい良さもあります。実際には、紙と電子を上手に併用する考え方も役に立ちます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、電子お薬手帳は服薬支援の機能も広がっています。服用アラーム、家族登録、症状や測定値の記録、処方箋送信などを備えるアプリがあり、単なる「薬の一覧表」ではなく、日々の服薬管理の道具として使えます<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。薬を安全に使うには、薬の名前を知るだけでなく、いつ飲むか、飲み忘れたか、家族分をどう見るかも大切です。機能面では電子お薬手帳のほうが幅広い一方、紙の見やすさや手軽さが合う人もいます。</p>



<div style="margin:24px 0;"><a href="https://mogimed.com/2026/04/12/2026-04-12-why-need-medication-records/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2026/04/2026-04-12-why-need-medication-records.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;"><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">お薬手帳はなぜ必要？ 複数の病院・薬局で薬の重なりや飲み合わせの問題を防ぐために</span></div></a><a href="https://mogimed.com/2026/04/12/2026-04-12-digital-vs-paper-medication-records/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2026/04/2026-04-12-digital-vs-paper-medication-records.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;"><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">デジタルお薬手帳と紙のお薬手帳——今のところ、どちらが常に安全とは言い切れない</span></div></a></div>



<h2 class="wp-block-heading">薬剤情報はどう自動連携される？仕組みをわかりやすく解説</h2>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-normal">ここは混同しやすいのですが、マイナ保険証そのものは主に受付と資格確認の基盤です。薬剤情報の閲覧や自動連携は、電子処方箋、マイナポータル、薬局と電子お薬手帳アプリの接続など、別の仕組みを通じて行われます。</span><sup><a href="#ref-7">[7]</a></sup><sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup><sup><a href="#ref-8">[8]</a></sup></p>



<p class="wp-block-paragraph">まず受診時には、マイナ保険証を使って資格確認が行われます<sup><a href="#ref-7">[7]</a></sup>。次に、医療機関や薬局が電子処方箋に対応していれば、処方や調剤の情報は電子的に扱われ、複数の医療機関や薬局で直近の処方・調剤情報を参照できます<sup><a href="#ref-8">[8]</a></sup>。この参照は、重複投薬や飲み合わせ確認の精度向上につながる大切な基盤です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのうえで、患者側では電子お薬手帳アプリを使います。EPARKお薬手帳では、薬局とアプリを連携すると、受け取った薬情報が自動登録されます<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。日本調剤のお薬手帳プラスでは、マイナポータル上の電子処方箋情報やお薬情報をアプリで閲覧できます<sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。つまり、医療機関や薬局の側で発生した情報を、患者があとから見返せる形にするのが電子お薬手帳の役割です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、異なる電子お薬手帳サービスの間でも、情報を一元的に見られるようにする仕組みがあります。日本薬剤師会のe薬Linkは、「異なるお薬手帳サービス間の情報を相互閲覧できるようにする仕組み」とされています<sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。また、e薬Link対応は、薬局で薬歴情報をまとめて見られる仕組みとして案内されています<sup><a href="#ref-4">[4]</a></sup>。ただし、これは対応する電子お薬手帳サービス同士の話であり、すべてのアプリが相互閲覧できるという意味ではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここで大事なのは、すべてのアプリが同じ方法で、同じ範囲の情報を、同じように取り込むわけではないことです。薬局からの自動登録に強いアプリもあれば、マイナポータル閲覧に強いアプリもあります<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。また、電子処方箋の運用は使用するシステムによる部分があり、現場の設定や導入状況にも左右されます<sup><a href="#ref-8">[8]</a></sup>。ですから、「マイナ保険証を持ったら全自動になる」と考えるのではなく、「受付の基盤があり、その上に情報取得と表示の仕組みが乗る」と理解すると、実際の運用に近いです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">自動でつながる情報・つながらない情報の違い</h2>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-normal">自動連携を正しく使うには、何が入りやすくて、何が自分で補う必要があるのかを先に知っておくことが大切です。</span>まず、自動でつながりやすいのは、薬局で受け取った処方薬の情報です。EPARKお薬手帳では、薬局とアプリを連携すると、受け取った薬情報が自動登録されます<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。また、マイナポータル連携では、過去のお薬情報や検査結果などを取得して反映できます<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。日本調剤のお薬手帳プラスでも、マイナポータル上の電子処方箋情報やお薬情報を取得して閲覧できます<sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、自動ではつながりにくい情報もあります。たとえば、市販薬の購入歴は、アプリによっては自分で登録する前提です。日本調剤のお薬手帳プラスは購入した市販薬の登録に対応していますが、これは「自動で全部入る」とまでは書かれていません<sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。サプリメント、飲み忘れ、実際に飲んだ時間、残薬の量、他院で口頭でもらった指示なども、患者自身が補足しないと抜けやすい部分です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、家族分の情報も注意が必要です。EPARKお薬手帳には家族登録機能があります<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。便利ではありますが、本人のマイナポータル情報の取得と、家族管理機能は同じ意味ではありません。だれの情報を、どの端末で、どのアカウントに、どこまで表示するのかは分けて考える必要があります。家族全員の薬が1台で見られるのは管理上は便利ですが、表示先を誤ると確認ミスやプライバシー上の不安につながります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>つながりやすい情報：薬局連携による処方薬情報、マイナポータル上のお薬情報、対応アプリで閲覧できる電子処方箋情報<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup></li>



<li>つながりにくい情報：市販薬やサプリ、実際の服用状況、家族ごとの細かな管理情報、アプリ非対応施設の情報の一部</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、古いアプリや移行前のサービスを使っている場合も注意が必要です。日本薬剤師会の旧eお薬手帳はサービス終了から2年が経過し、サーバーは完全消去済みで、データ復旧はできないとされています<sup><a href="#ref-3">[3]</a></sup>。つまり、電子お薬手帳でも、サービスによっては終了後にデータ復旧ができない場合があります。アプリの継続性、移行案内、バックアップの考え方も実用上は重要です。</p>



<div style="margin:24px 0;"><a href="https://mogimed.com/2026/04/12/2026-04-12-over-the-counter-prescription-drug-interactions/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2026/04/2026-04-12-over-the-counter-prescription-drug-interactions.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;"><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">市販薬と処方薬の飲み合わせ｜薬局で確認したい危ない組み合わせ</span></div></a><a href="https://mogimed.com/2025/11/09/prescription-record/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2025/11/d7f337837d5f50a1a225575a53e39e6d.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;"><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">お薬手帳はなんでもいい？薬剤師が解説|ノート・市販品OKな条件と選び方</span></div></a><a href="https://mogimed.com/2024/12/01/health-insurance-card/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2024/12/82b2a72fe501dec13461140ffd16a4f5.webp" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;"><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">保険証の有効期限迫る！薬剤師が語る新時代の医療パートナー、マイナ保険証</span></div></a></div>



<h2 class="wp-block-heading">使う前に確認したい同意設定・反映時差・個人情報の注意点</h2>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-normal">便利な仕組みでも、「設定したら終わり」ではありません。使う前に、同意の内容、アプリの登録手順、情報の見え方を確認しておくと、実際の受診や受け取りで迷いにくくなります。</span>まず同意設定です。マイナ保険証の利用は、医療機関や薬局での資格確認の運用の上に成り立ち、利用案内や初回利用者向け資料も厚生労働省から用意されています<sup><a href="#ref-7">[7]</a></sup>。患者としては、受付時に何を提示するか、どの情報の確認に同意するかを理解しておく必要があります。アプリ側でも、会員登録、連携設定、薬局への利用申告、ワンタイムコード提示などが必要な場合があります<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">次に、表示タイミングです。電子化されていると「その場で全部反映される」と思いがちですが、実際には処方、調剤、登録、アプリ表示と段階があります。電子処方箋でも、運用は使用するシステムによる部分があり<sup><a href="#ref-8">[8]</a></sup>、アプリへの表示タイミングも施設の運用、使うシステム、連携方法によって異なる場合があります。受診直後にアプリで見えないときは、薬局でもらった説明書やアプリ画面をその場で確認しておくと安心です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">個人情報の扱いも重要です。医療DXは、保健・医療・介護で発生する情報をデジタルでつなぎ、必要な場面で活用しやすくする取り組みですが、その分、情報の保存、認証、監査証跡、セキュリティの標準化が必要になります<sup><a href="#ref-9">[9]</a></sup><sup><a href="#ref-6">[6]</a></sup>。ここでいう監査証跡とは、「だれが、いつ、どの情報を見たり変更したりしたか」の記録のことです。JAHISでは、電子保存ガイドライン、リモートサービスセキュリティ、監査証跡、電子署名などの標準類が整備されています<sup><a href="#ref-6">[6]</a></sup>。利用者側で専門用語をすべて覚える必要はありませんが、「医療情報を扱うサービスには、見えないところで安全管理の仕組みがある」と知っておくのは大切です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、安全管理の仕組みがあることと、使い方のミスがゼロになることは別です。スマホの画面ロックをかけない、家族と端末を共用している、古いアプリを使い続ける、機種変更後に移行確認をしない、といった使い方は情報管理上の弱点になります。旧アプリの終了後にデータ復旧ができない事例もあるため<sup><a href="#ref-3">[3]</a></sup>、機種変更やアプリ更新の前後には、引き継ぎ方法を確認した方が安全です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">使う前に最低限確認したい点をまとめると、次の通りです。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>使う電子お薬手帳が、薬局自動連携、マイナポータル閲覧、e薬Link（対応する異なる電子お薬手帳間で情報を見られる仕組み）対応のどこまで備えているか確認する<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-4">[4]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup></li>



<li>受付時に必要な操作や同意、アプリ登録手順、薬局での提示方法を事前に把握する<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-7">[7]</a></sup></li>



<li>市販薬、サプリ、飲み忘れ、家族分の扱いなど、自動では埋まらない部分は自分で補う前提を持つ</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">最後に、実際の使い方のコツをお伝えします。初めて使う人は、まず1つの薬局と1つの電子お薬手帳アプリで運用を始めるのがおすすめです。来局前にアプリを入れ、会員登録を済ませ、受付でアプリ利用を伝えると流れがつかみやすくなります<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。そのうえで、マイナ保険証を使う受付、アプリの薬歴表示、必要に応じたマイナポータル閲覧を少しずつ試すと混乱しにくいです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">マイナ保険証と電子お薬手帳の活用で変わる本質は、「薬の情報を自分で覚えて持ち歩く」負担が軽くなり、「必要なときに正しい情報を見せやすくなる」ことです。とくに、複数の医療機関を受診する人、薬の数が多い人、家族の服薬管理もしている人には大きな助けになります。一方で、何でも完全自動ではありません。反映範囲、表示タイミング、同意、家族管理、アプリの継続性を理解したうえで使えば、紙のお薬手帳と合わせて、より安全な服薬管理につながります。</p>



<ol class="wp-block-list references has-small-font-size">
<li>[2] 株式会社くすりの窓口 (2026). EPARKお薬手帳 公式サイト（電子お薬手帳アプリ）. Available from: <a href="https://okusuritecho.epark.jp/renew/" target="_blank" rel="noopener">https://okusuritecho.epark.jp/renew/</a> (Accessed: 2026-05-18)</li>



<li>[3] 日本薬剤師会 (2026). 日本薬剤師会 eお薬手帳3.0 公式ページ. Available from: <a href="https://www.nichiyaku.or.jp/e-okusuri/" target="_blank" rel="noopener">https://www.nichiyaku.or.jp/e-okusuri/</a> (Accessed: 2026-05-18)</li>



<li>[4] 日本薬剤師会 (2026). e薬Link に対応している電子お薬手帳一覧（日本薬剤師会）. Available from: <a href="https://www.nichiyaku.or.jp/e_kusulink/list.html" target="_blank" rel="noopener">https://www.nichiyaku.or.jp/e_kusulink/list.html</a> (Accessed: 2026-05-18)</li>



<li>[5] 日本調剤株式会社 (2026). 日本調剤 お薬手帳プラス 公式ポータルサイト. Available from: <a href="https://portal.okusuriplus.com/" target="_blank" rel="noopener">https://portal.okusuriplus.com/</a> (Accessed: 2026-05-18)</li>



<li>[6] 一般社団法人 保健医療福祉情報システム工業会（JAHIS） (2026). JAHIS標準類（電子化お薬手帳データフォーマット仕様書）一覧. Available from: <a href="https://www.jahis.jp/standard/contents_type=33" target="_blank" rel="noopener">https://www.jahis.jp/standard/contents_type=33</a> (Accessed: 2026-05-18)</li>



<li>[7] 厚生労働省 (2026). 厚生労働省 マイナンバーカードの健康保険証利用について. Available from: <a href="https://www.mhlw.go.jp/stf/index_16745.html" target="_blank" rel="noopener">https://www.mhlw.go.jp/stf/index_16745.html</a> (Accessed: 2026-05-18)</li>



<li>[8] 厚生労働省 (2026). 厚生労働省 <a href="https://mogimed.com/2022/12/31/electronic_prescription/">電子処方箋</a> 公式ページ. Available from: <a href="https://www.mhlw.go.jp/stf/denshishohousen.html" target="_blank" rel="noopener">https://www.mhlw.go.jp/stf/denshishohousen.html</a> (Accessed: 2026-05-18)</li>



<li>[9] 厚生労働省 (2026). 厚生労働省 医療DXについて（推進ポータル）. Available from: <a href="https://www.mhlw.go.jp/stf/iryoudx.html" target="_blank" rel="noopener">https://www.mhlw.go.jp/stf/iryoudx.html</a> (Accessed: 2026-05-18)</li>
</ol>
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		<title>電子お薬手帳アプリの選び方——公開情報でわかる機能・連携・データ管理の違い</title>
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		<dc:creator><![CDATA[Toshi]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 17 May 2026 23:00:31 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[医療DX]]></category>
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					<description><![CDATA[電子お薬手帳アプリの選び方——公開情報でわかる機能・連携・データ管理の違い 【結論】用途別に選ぶ 電子お薬手帳は機能差が大きく、合う条件は人それぞれです。 薬局との連携や処方箋送信を重視するなら、自動連携や事前送信の有無…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<html><body><h1>電子お薬手帳アプリの選び方——公開情報でわかる機能・連携・データ管理の違い</h1>
<div class="conclusion-block" style="background:#FFF8E7; border:1.5px solid #EF9F27; border-radius:8px; padding:14px 20px; margin:16px 0;">
<p style="font-weight:bold; font-size:16px; margin:0 0 8px 0;">【結論】用途別に選ぶ</p>
<p style="margin:0 0 8px 0;">電子お薬手帳は機能差が大きく、合う条件は人それぞれです。</p>
<ul style="margin:0; padding-left:1.2em;">
<li>薬局との連携や処方箋送信を重視するなら、自動連携や事前送信の有無が大きな見分けどころです<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup></li>
<li>他サービスとのつながりを重視するなら、日本薬剤師会が案内するe薬Link対応かどうかが判断材料になります<sup><a href="#ref-4">[4]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup></li>
<li>個人情報保護だけでなく、引き継ぎ方法やサービス終了時の扱いまで確認しておくことが大切です<sup><a href="#ref-3">[3]</a></sup></li>
</ul>
<p style="font-size:14px; margin:8px 0 0 0;">詳しくは薬剤師Toshiが現場経験から解説します↓</p>
</div>
<p>電子お薬手帳アプリを選ぶとき、つい「有名だから安心」「無料だから十分」で決めがちです。ですが、実際にはアプリごとに強みがかなり違います。処方せんを薬局へ先に送れるもの、家族の薬まで一緒に管理しやすいもの、マイナポータルの情報を見やすくまとめるもの、他サービスとの閲覧性を意識して作られたものなど、向いている場面はそれぞれ異なります<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。そのため、選び方のコツは「どれが一番多機能か」ではなく、「自分が毎月どこで困るか」を基準にすることです。</p>
<p>この記事では、主要サービスとしてharmo、EPARKお薬手帳、日本薬剤師会 eお薬手帳3.0、日本調剤 お薬手帳プラスを中心に見ます<sup><a href="#ref-1">[1]</a></sup><sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-3">[3]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。なお、公開情報の量には差があり、機能を細かく説明しているサービスもあれば、企業方針や移行案内が中心のサービスもあります。特に個人情報保護やデータ管理の項目では、公開情報で確認できる範囲と、そこから先は分からない範囲を分けて考えることが大切です。</p>
<h2>電子お薬手帳アプリでできることと紙手帳との違い</h2>
<p>まず大きな違いは、「記録の置き場所」と「使い方の広がり」です。紙のお薬手帳は、薬局でも病院でもすぐ見せやすいのが強みです。一方で、持ち忘れや紛失は起こりやすくなります。EPARKお薬手帳の公式案内でも、紙は持ち忘れや紛失のリスクがある一方、アプリは普段持ち歩くスマートフォン上で確認でき、持ち忘れや紛失防止につながると説明されています<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。</p>
<p>電子お薬手帳になると、単に処方内容を保存するだけでなく、その情報を毎日の行動に結びつけやすくなります。たとえばEPARKお薬手帳には、薬局予約、処方箋事前送信、自動連携、マイナポータル連携、家族登録、服用アラーム、飲み合わせチェック、予防接種記録、血圧手帳、医療費控除に使えるデータ出力などが用意されています<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。日本調剤のお薬手帳プラスでも、処方箋送信、健康管理、家族管理、オンライン服薬指導、マイナポータル情報の閲覧、服薬アラーム、チャットボット形式での薬局との連絡機能が案内されています<sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。ここまで来ると、手帳というより「服薬と受診の管理アプリ」と考えた方が実態に近いです。</p>
<p>なお、飲み合わせチェックは便利ですが、あくまで補助機能です。処方薬、市販薬、サプリメントの併用や、実際の使い方の判断は、必ず医師・薬剤師に確認してください。</p>
<p>さらに、電子処方箋の普及が進むと、電子お薬手帳の便利さはもう一段上がります。厚生労働省の電子処方箋の案内では、複数の医療機関や薬局で直近に処方・調剤された情報を参照し、重複投薬などのチェックに活用できるとされています<sup><a href="#ref-8">[8]</a></sup>。つまり、電子手帳は単独で便利なだけでなく、医療DX全体の流れの中で使いやすさが高まりやすい位置にあります<sup><a href="#ref-8">[8]</a></sup><sup><a href="#ref-9">[9]</a></sup>。</p>
<p><span class="marker-normal">ただし、紙が完全に不要になるわけではありません。ふだんは電子を使い、停電・通信障害時やスマートフォン操作が負担になる場面に備えて、紙や印刷した情報も併用する考え方が現実的です。</span></p>
<div style="margin:24px 0;"><a href="https://mogimed.com/2026/04/12/2026-04-12-why-need-medication-records/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2026/04/2026-04-12-why-need-medication-records.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;"/><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">お薬手帳はなぜ必要？ 複数の病院・薬局で薬の重なりや飲み合わせの問題を防ぐために</span></div></a><a href="https://mogimed.com/2026/04/12/2026-04-12-digital-vs-paper-medication-records/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2026/04/2026-04-12-digital-vs-paper-medication-records.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;"/><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">デジタルお薬手帳と紙のお薬手帳——今のところ、どちらが常に安全とは言い切れない</span></div></a></div><h2>主要サービスの機能比較：通知・共有・連携の違い</h2>
<p><span class="marker-normal">選ぶときにまず見るべきなのは、毎日使う機能の差です。待ち時間を減らしたい、家族分もまとめたい、入力の手間を減らしたいなど、自分の使い方に直結する機能から見ていくと選びやすくなります。</span></p>
<ul>
<li>EPARKお薬手帳は、自動連携、処方箋事前送信、服用アラーム、家族登録、飲み合わせチェック、マイナポータル連携など、日常利用の機能が幅広いです<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。</li>
<li>お薬手帳プラスは、処方箋送信、家族管理、オンライン服薬指導、健康管理、マイナポータル情報閲覧などが案内されています<sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。</li>
<li>eお薬手帳3.0は日本薬剤師会のサービスですが、今回の公開情報では旧アプリからの移行や復旧不能の注意が中心で、比較に必要な詳細機能は限られています<sup><a href="#ref-3">[3]</a></sup>。</li>
<li>harmoは電子お薬手帳を提供していますが、今回確認できる公開情報では、個別の細かな機能や安全性の仕様までは十分に示されていません<sup><a href="#ref-1">[1]</a></sup>。</li>
</ul>
<p>通知機能で見ると、飲み忘れを防ぎたい人には服用アラームの有無が大切です。EPARKお薬手帳にも、お薬手帳プラスにも通知系の支援があります<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。ただ、通知は「あるかどうか」だけでは足りません。家族の薬が多い人は、誰の薬の通知かが見分けやすいか、朝昼夕で設定が複雑になりすぎないかも重要です。公開情報からは細かな画面の見やすさや操作のしやすさまでは比較しきれないため、ここは実際の画面を試す価値があります。</p>
<p>共有機能では、家族管理のしやすさが差になります。子ども、高齢の親、介護中の家族の薬を一緒に見たいなら、家族登録や複数名管理が明示されているアプリが候補になります<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。特に受診先が複数ある家族では、本人が説明しきれない場面でも、スマホ1台で確認できる利点があります。</p>
<p>連携機能では、薬局とのつながり方が使い勝手を左右します。処方箋事前送信に対応していれば、病院の会計後に薬局へ情報を先に送れるため、受け取り準備に役立つ場合があります<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。ただし、実際の受け取り時間は薬局の対応状況や混雑状況によって変わります。さらにEPARKお薬手帳では、薬局とアプリを連携すると受け取った薬の情報が自動で登録されると案内されています<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。この「手で入れなくてよい」点は、長く使うほど差になります。記録のたびに撮影や入力が必要だと、忙しい人ほど続きにくくなります。</p>
<p>また、他のサービスとのつながりを見るうえで注目したいのがe薬Linkです。日本薬剤師会は、e薬Link対応製品や提供組織の一覧を公開しており、薬の情報を一つにまとめて見られる仕組みに関係する枠組みとして案内しています<sup><a href="#ref-4">[4]</a></sup>。また、お薬手帳プラスの公式案内では、e薬Linkは異なるお薬手帳サービス間の情報を相互に閲覧できる仕組みと説明されています<sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。つまり、今後アプリを乗り換えるかもしれない人や、利用する薬局が変わりやすい人は、単独アプリの機能だけでなく、外とのつながりも見た方がよいということです。</p>
<p>結局、機能比較のポイントはこう整理できます。薬局とのやり取りを楽にしたいなら事前送信、入力の手間を減らしたいなら自動連携、家族で使うなら家族管理、通院情報を広く見たいならマイナポータルやe薬Link対応が有力です<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-4">[4]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。逆に、これらをほとんど使わないなら、機能が多すぎるアプリはかえって使いにくく感じることもあります。</p>
<h2>安全性の確認ポイント：個人情報保護とデータ管理</h2>
<p><span class="marker-normal">医療情報を扱う以上、安全性は外せません。ここでは情報漏えいへの備えだけでなく、機種変更やサービス終了のときも記録にたどり着けるかという、使い続けやすさの面も一緒に確認することが大切です。</span></p>
<p>まず注意したいのは、「安全そうな印象」と「公開情報で確認できる事実」は別だという点です。公式サイトにログイン画面がある、会社名が有名である、といった理由だけでは十分とは言えません。見るべきなのは、本人確認、データの保存先や移行方法、利用規約やプライバシーポリシーの明示、そしてサービス終了時の扱いです。</p>
<p>まず、公開情報で確認しやすいのは規約類です。harmoの公式サイトでは、利用規約、加盟施設規約、特定商取引法に基づく表記、プライバシーポリシーが示されています<sup><a href="#ref-1">[1]</a></sup>。規約が見やすい場所にあること自体は基本ですが、逆に言えば、ここが分かりにくいサービスは避けた方が無難です。個人情報を預ける以上、「どこまで同意するか」を読める状態であることが第一歩です。</p>
<p>次に重要なのがデータ管理です。日本薬剤師会のeお薬手帳3.0の案内では、旧アプリはサービス終了から2年が経過し、サーバー等は完全消去済みでデータ復旧はできないとされています<sup><a href="#ref-3">[3]</a></sup>。さらに、iPhoneの「非使用のアプリを取り除く」が有効だと、利用者が意識しないうちに旧アプリが削除され、使えなくなる事象も報告されています<sup><a href="#ref-3">[3]</a></sup>。これはかなり大事な例です。安全性というと漏えい対策ばかりに目が向きますが、実際の利用では「必要なときにデータへ戻れるか」も同じくらい重要です。機種変更、長期不使用、アプリ終了のときにどうなるかを確認しておかないと、いざという時に困ります。</p>
<p>医療情報システム全体では、JAHIS（保健医療福祉情報システム工業会）が、電子保存、データ交換、電子署名、認証、監査証跡、リモートサービスのセキュリティに関する標準類を整備しています<sup><a href="#ref-6">[6]</a></sup>。ここでいう監査証跡とは、「誰が、いつ、何を操作したか」を残す記録のことです。ただし、これは「こうした標準や考え方がある」という話であって、個々のアプリがどこまで採用しているかを、この資料だけで断定することはできません<sup><a href="#ref-6">[6]</a></sup>。だからこそ、利用者側は「医療情報の標準は整えられているが、個別アプリの中身は公式説明で別に確認する必要がある」と理解しておくべきです。</p>
<p>マイナポータルやマイナ保険証との関連も、確認材料になります。マイナポータルは、自分の医療・薬剤情報などを確認できる行政のオンライン窓口です。厚生労働省は、マイナンバーカードを健康保険証として使う仕組みや、電子証明書の有効期限・更新に関する案内を公開しています<sup><a href="#ref-7">[7]</a></sup>。EPARKお薬手帳やお薬手帳プラスは、マイナポータル上の薬情報等の閲覧・取得に触れています<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。このとき実用上の注意点は、マイナンバーカードを持っているか、電子証明書が有効か、連携操作を自分でできるかです。安全な仕組みでも、更新切れや初期設定のつまずきで使えなくなることは珍しくありません<sup><a href="#ref-7">[7]</a></sup>。</p>
<p>安全性を確認するときは、次の視点で見ると整理しやすいです。第一に、規約やプライバシーポリシーが明示されているか<sup><a href="#ref-1">[1]</a></sup>。第二に、引き継ぎ不能や終了時の扱いが説明されているか<sup><a href="#ref-3">[3]</a></sup>。第三に、マイナポータル連携や外部連携の前提条件が明確か<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup><sup><a href="#ref-7">[7]</a></sup>。この3点を押さえるだけでも、かなり失敗しにくくなります。</p>
<div style="margin:24px 0;"><a href="https://mogimed.com/2022/05/03/select-medicine-app/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><div style="width:72px;height:72px;background:#B5D4F4;border-radius:8px;flex-shrink:0;display:flex;align-items:center;justify-content:center;font-size:24px;">&#x1f48a;</div><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">2022おすすめ電子お薬手帳は？各サービスの使いやすさは？</span></div></a><a href="https://mogimed.com/2025/11/09/prescription-record/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2025/11/d7f337837d5f50a1a225575a53e39e6d.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;"/><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">お薬手帳はなんでもいい？薬剤師が解説|ノート・市販品OKな条件と選び方</span></div></a><a href="https://mogimed.com/2026/04/12/2026-04-12-over-the-counter-prescription-drug-interactions/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2026/04/2026-04-12-over-the-counter-prescription-drug-interactions.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;"/><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">市販薬と処方薬の飲み合わせ｜薬局で確認したい危ない組み合わせ</span></div></a></div><h2>使い勝手で選ぶ：操作性・引き継ぎ・家族利用のしやすさ</h2>
<p><span class="marker-normal">最後に、実は一番大切なのが使い勝手です。電子お薬手帳は「続けて初めて価値が出る」ので、選ぶときは最初の登録だけでなく、毎月の受診で無理なく使えるかを想像してみてください。</span></p>
<p>EPARKお薬手帳は、来局前のダウンロードと会員登録、必要に応じてマイナンバーカードを使った過去薬情報の一括登録という流れが案内されています<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。来局後に登録する方法もありますが、受付時にアプリ利用を伝え、ワンタイムコードの提示を求められる場合があります<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。つまり、便利さは高い一方で、最初は少し手順があります。スマホ操作に慣れた人には問題になりにくいですが、高齢者では薬局側の案内があると安心です。</p>
<p>お薬手帳プラスは、処方箋送信、健康管理、家族管理、オンライン服薬指導、マイナポータル情報の閲覧機能を備えています<sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。機能の幅は広い一方で、どれを毎月使うかを絞っておかないと、かえって迷いやすくなることもあります。自分用に使うのか、家族分もまとめるのかで、使い勝手の感じ方は変わります。</p>
<p>引き継ぎのしやすさは、選ぶ時点で必ず確認してください。旧eお薬手帳のように、サービス終了後は復旧不能となるケースが実際にあります<sup><a href="#ref-3">[3]</a></sup>。機種変更や長期不使用で困らないためには、アカウント方式か、再ログインで戻せるか、QRコード再読み込みなどの救済手段があるかを見る必要があります<sup><a href="#ref-3">[3]</a></sup>。アプリストアの評価より、こうした「消えたときに戻せるか」の情報の方が、医療情報では重要です。</p>
<p>家族利用では、単に複数人を登録できるだけでなく、誰の情報を今見ているかが直感的に分かることが大事です。EPARKお薬手帳の家族登録や、お薬手帳プラスの家族管理は、その点で候補になります<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup><sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。子どもの薬と自分の薬を混同しないこと、受診先で素早く切り替えられることは、見た目以上に重要です。薬局の窓口では時間が短いため、操作が一拍遅いだけでストレスになります。</p>
<p>では、どう選べばよいのでしょうか。薬局への事前送信や服薬通知、飲み合わせチェックなどの日常機能を使いたい人にはEPARKお薬手帳が合いやすいです<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。家族管理に加えて、オンライン服薬指導や健康管理もまとめて使いたいならお薬手帳プラスが候補になります<sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup>。一方で、特定サービスの細かな機能が公開情報だけでは読み取りにくい場合は、対応薬局で実際に使えるかを先に確認する方が確実です。harmoのように電子お薬手帳を提供していても、今回の公開情報からは具体的な機能差を十分比較できないため、現場での案内や利用規約の確認が必要です<sup><a href="#ref-1">[1]</a></sup>。</p>
<p>最後に、薬剤師として一つ強調したい点があります。電子お薬手帳は、最も多機能なものが最良とは限りません。重要なのは、あなたや家族が半年後も使い続けていることです。薬局で毎回提示できるか、機種変更で迷わないか、家族の薬を見分けやすいか、連携したい薬局に対応しているか。この4つが満たせれば、実用面ではかなり優秀です。反対に、機能が多くても起動しなくなる、登録が止まる、引き継げないなら意味が薄れます。電子お薬手帳は、比較表だけでなく「自分の生活に入るか」で選んでください。</p>
<ol class="references" style="list-style-type: '・ ';font-size: 0.82em;color: #18467b;padding-left: 1.8em;">
<li id="ref-1" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="1">[1] harmo株式会社 (2026). harmo（ハルモ）電子お薬手帳 公式サイト. Available from: <a href="https://www.harmo.biz/" rel="noopener" target="_blank">https://www.harmo.biz/</a> (Accessed: 2026-05-17)</li>
<li id="ref-2" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="2">[2] 株式会社くすりの窓口 (2026). EPARKお薬手帳 公式サイト（電子お薬手帳アプリ）. Available from: <a href="https://okusuritecho.epark.jp/renew/" rel="noopener" target="_blank">https://okusuritecho.epark.jp/renew/</a> (Accessed: 2026-05-17)</li>
<li id="ref-3" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="3">[3] 日本薬剤師会 (2026). 日本薬剤師会 eお薬手帳3.0 公式ページ. Available from: <a href="https://www.nichiyaku.or.jp/e-okusuri/" rel="noopener" target="_blank">https://www.nichiyaku.or.jp/e-okusuri/</a> (Accessed: 2026-05-17)</li>
<li id="ref-4" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="4">[4] 日本薬剤師会 (2026). e薬Link に対応している電子お薬手帳一覧（日本薬剤師会）. Available from: <a href="https://www.nichiyaku.or.jp/e_kusulink/list.html" rel="noopener" target="_blank">https://www.nichiyaku.or.jp/e_kusulink/list.html</a> (Accessed: 2026-05-17)</li>
<li id="ref-5" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="5">[5] 日本調剤株式会社 (2026). 日本調剤 お薬手帳プラス 公式ポータルサイト. Available from: <a href="https://portal.okusuriplus.com/" rel="noopener" target="_blank">https://portal.okusuriplus.com/</a> (Accessed: 2026-05-17)</li>
<li id="ref-6" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="6">[6] 一般社団法人 保健医療福祉情報システム工業会（JAHIS） (2026). JAHIS標準類（電子化お薬手帳データフォーマット仕様書）一覧. Available from: <a href="https://www.jahis.jp/standard/contents_type=33" rel="noopener" target="_blank">https://www.jahis.jp/standard/contents_type=33</a> (Accessed: 2026-05-17)</li>
<li id="ref-7" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="7">[7] 厚生労働省 (2026). 厚生労働省 マイナンバーカードの健康保険証利用について. Available from: <a href="https://www.mhlw.go.jp/stf/index_16745.html" rel="noopener" target="_blank">https://www.mhlw.go.jp/stf/index_16745.html</a> (Accessed: 2026-05-17)</li>
<li id="ref-8" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="8">[8] 厚生労働省 (2026). 厚生労働省 電子処方箋 公式ページ. Available from: <a href="https://www.mhlw.go.jp/stf/denshishohousen.html" rel="noopener" target="_blank">https://www.mhlw.go.jp/stf/denshishohousen.html</a> (Accessed: 2026-05-17)</li>
<li id="ref-9" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="9">[9] 厚生労働省 (2026). 厚生労働省 医療DXについて（推進ポータル）. Available from: <a href="https://www.mhlw.go.jp/stf/iryoudx.html" rel="noopener" target="_blank">https://www.mhlw.go.jp/stf/iryoudx.html</a> (Accessed: 2026-05-17)</li>
</ol>
</body></html>
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		<title>紙のお薬手帳とアプリ、どちらも困る時がある――薬剤師が見た8つの注意点</title>
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		<dc:creator><![CDATA[Toshi]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 16 May 2026 22:51:06 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[紙のお薬手帳とアプリ、どちらも困る時がある――薬剤師が見た8つの注意点 【結論】紙かアプリかより、「見せられない場面」を減らす備えが大切 紙もアプリも、困る場面がそれぞれ違います。どちらか一方だけに頼るより、自分に合うバ…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<html><body><h1>紙のお薬手帳とアプリ、どちらも困る時がある――薬剤師が見た8つの注意点</h1>
<div class="conclusion-block" style="background:#FFF8E7; border:1.5px solid #EF9F27; border-radius:8px; padding:14px 20px; margin:16px 0;">
<p style="font-weight:bold; font-size:16px; margin:0 0 8px 0;">【結論】紙かアプリかより、「見せられない場面」を減らす備えが大切</p>
<p style="margin:0 0 8px 0;">紙もアプリも、困る場面がそれぞれ違います。どちらか一方だけに頼るより、自分に合うバックアップを持つ方が実用的です。</p>
<ul style="margin:0; padding-left:1.2em;">
<li>救急や入院では、家庭で使っている薬の情報に食い違いが起こりやすく、薬剤師が丁寧に確認することで薬剤不一致の減少につながった報告があります<sup><a href="#ref-1">[1]</a></sup></li>
<li>高齢者、特に長期療養施設の入所者では、薬の数の多さや飲み方の複雑さが入院リスクや好ましくない経過と関連する可能性があります<sup><a href="#ref-9">[9]</a></sup><sup><a href="#ref-13">[13]</a></sup></li>
<li>高齢者の多剤併用では、薬剤師を含む服薬見直しが処方の適正化に役立つことがありますが、生活の質や入院への効果は一貫しないため、記録と運用の両方を整えることが大切です<sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup><sup><a href="#ref-10">[10]</a></sup></li>
</ul>
<p style="font-size:14px; margin:8px 0 0 0;">詳しくは薬剤師Toshiが、現場経験と周辺エビデンスをもとに解説します↓</p>
</div>
<p>お薬手帳は、紙でもアプリでも「持っているだけ」で安心とは言えません。現場で本当に困るのは、必要なその瞬間に見せられない、開けない、更新されていない、という状態です。薬局では「ちゃんと入れてあるはずです」「前のスマホに入っていました」「家族の分だから中身が分からなくて」といった声をよく聞きます。どちらが上かを決めるより、どこで困りやすいかを知って備える方が、ずっと実用的です。</p>
<p>本記事は、紙とアプリを直接比べた研究だけでなく、救急での薬情報の確認、多剤併用、高齢者の服薬支援に関する研究と、薬剤師としての現場経験をもとに整理しています。特に、複数の医療機関にかかっている人、薬の数が多い人、高齢の家族を支えている人は要注意です。救急や入院では、家庭で使っている薬の情報に食い違いが起こりやすく、薬剤師が自宅で使っている薬の情報を丁寧に確認することで、家庭薬に関する薬剤不一致の減少につながった報告があります<sup><a href="#ref-1">[1]</a></sup>。また、高齢者、特に長期療養施設の入所者では、薬の数の多さや飲み方の複雑さが入院リスクや好ましくない経過と関連する可能性があります<sup><a href="#ref-9">[9]</a></sup><sup><a href="#ref-13">[13]</a></sup>。つまり、お薬手帳の弱点は、単なる便利さの問題ではなく、安全確認の問題でもあるのです。</p>
<p>この記事では、紙とアプリそれぞれの「使えなくなる瞬間」を8つの盲点として整理します。そのうえで、薬剤師の目線から、どちらか一方に決め打ちしない備え方をお伝えします。</p>
<h2>紙のお薬手帳が止まる瞬間：忘れた、濡れた、足りない</h2>
<p><span class="marker-normal">紙のお薬手帳の強みは、電池も通信もいらず、その場で開けることです。一方で、持ってこなければ確認できないので、受診日だけでなく普段から持ち歩ける形にしておくことが大切です。</span>高齢の方でも使いやすく、家族や医療者がすぐ確認できる点も大きな利点です。ただし、紙は「物」なので、持ってこなければゼロになります。薬局で最も多いのは、単純ですが持参忘れです。診察券や保険証は持っていても、お薬手帳だけ家に置いてきた、別のカバンに入れた、ということは珍しくありません。すると、前にどこで何をもらったかの確認があいまいになり、重複や飲み合わせの確認に時間がかかります。</p>
<p>ここで一つ目の盲点が、<strong>受診日だけ必要だと思っていること</strong>です。実際には、急な体調不良、休日当番、旅行先の受診、救急搬送など、予定外の場面ほどお薬手帳が必要になります。しかも救急では、家庭で使っていた薬の情報に食い違いが生じやすいことが報告されています<sup><a href="#ref-1">[1]</a></sup>。紙の手帳をふだん持ち歩かない人ほど、いざという時に空白が生まれます。</p>
<p>二つ目の盲点は、<strong>紙そのものの損傷</strong>です。雨で濡れる、バッグの中で破れる、表紙が取れて中身がばらける、子どもが落書きする、介護の現場で複数の紙が混ざる。こうしたことは意外に起こります。災害時の避難でも、財布やスマホは持ち出しても、手帳は置いてきたという話は少なくありません。紙は開ければ読める一方で、失った時にはその場で情報を戻しにくいのが弱点です。あとから薬局や病院の記録で再確認できる場合はあっても、受診のその瞬間には困りやすくなります。</p>
<p>三つ目の盲点は、<strong>貼ってあるシールだけでは情報が足りないこと</strong>です。たとえば、古いページにアレルギー歴や副作用歴が書かれていても、新しい医療機関ではそのページまで見てもらえないことがあります。市販薬、サプリメント、頓服、自己中断した薬、他院で中止になった薬が書かれていないことも多いです。薬の安全確認では、今飲んでいる薬だけでなく、以前に具合が悪くなった薬や、飲み方の変更履歴も大切です。紙の手帳は自由に書き込める反面、書かなければ残りません。</p>
<p>四つ目の盲点は、<strong>複数冊に分かれること</strong>です。病院でもらった手帳、近所の薬局でもらった手帳、家族が預かっている手帳が別々になってしまうと、情報が散らばります。薬の数が多い人ほど、情報が一冊に集まっていない不利益は大きくなります。高齢者、特に長期療養施設では、薬の数の多さや、薬の種類・回数・飲む時間を合わせた服薬計画の複雑さが、入院や好ましくない経過と関連する可能性が報告されています<sup><a href="#ref-9">[9]</a></sup><sup><a href="#ref-13">[13]</a></sup>。紙の手帳が悪いのではなく、分散した紙の情報が危ないのです。</p>
<p>さらに、家族が代理受診する時も紙は弱点が出ます。本人の手帳を持ってきても、別の場所に追加の薬歴がある、最近中止になった薬が反映されていない、といったことがあります。代理の人が内容を説明できないと、結局、薬剤師や医師は確認に時間をかけることになります。紙は見やすい一方で、「一冊にまとまっていること」と「最新であること」がそろわないと力を発揮しません。</p>
<div style="margin:24px 0;"><a href="https://mogimed.com/2026/04/12/2026-04-12-digital-vs-paper-medication-records/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2026/04/2026-04-12-digital-vs-paper-medication-records.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;"/><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">デジタルお薬手帳と紙のお薬手帳——今のところ、どちらが常に安全とは言い切れない</span></div></a><a href="https://mogimed.com/2026/04/12/2026-04-12-why-need-medication-records/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2026/04/2026-04-12-why-need-medication-records.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;"/><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">お薬手帳はなぜ必要？ 複数の病院・薬局で薬の重なりや飲み合わせの問題を防ぐために</span></div></a></div><h2>アプリが止まる瞬間：機種変更・電池切れ・ログイン不能</h2>
<p><span class="marker-normal">アプリのお薬手帳は持参忘れを減らしやすい一方、その時に開けなければ役に立ちません。使っているアプリで、引き継ぎ、オフライン表示、家族共有ができるかを先に確認しておくと安心です。</span>検索しやすく、写真や共有機能を使える点も魅力です。紙より更新しやすい場合もあります。ただし、アプリごとにオフライン閲覧、家族共有、認証方法は違います。まず代表的なのが、<strong>スマホの機種変更</strong>です。新しい端末に替えたあと、アプリの引き継ぎをしていない、認証メールが受け取れない、登録した電話番号やメールアドレスがもう使えない、というケースです。本人は「入っていたはず」と思っていても、受診当日に開けなければ、現場では情報がないのと同じです。</p>
<p>五つ目の盲点は、<strong>充電切れ</strong>です。これは単純ですが、現場では本当に多いです。特に長い待ち時間、外出先での受診、旅行中、災害後では起こりやすくなります。アプリは普段便利でも、バッテリー残量が少ないと不安定です。顔認証や二段階認証が必要な設定だと、さらに開きにくくなります。</p>
<p>六つ目の盲点は、<strong>ログイン不能や通知設定の不備</strong>です。パスワードを忘れた、再ログインを求められた、認証コードが届かない、通知をオフにしていて確認できない。高齢者本人より、むしろ家族が設定したアプリで起こりやすい問題です。また、OS更新後に不具合が出たり、アプリ自体の仕様変更で操作が変わったりすることもあります。デジタルは「入っている」だけでは使えず、「その時点で開ける」ことが必要です。</p>
<p>七つ目の盲点は、<strong>家族の代理受診で本人の端末が手元にないこと</strong>です。本人のスマホにしかアプリが入っていないと、子どもや配偶者が代わりに受診しても内容を確認できません。紙なら渡せば済みますが、アプリは端末依存になりやすいのです。共有機能があるアプリでも、相手側の設定が済んでいないと、その場では役に立ちません。</p>
<p>八つ目の盲点は、<strong>入力や連携が自動だと思い込むこと</strong>です。すべての医療機関や薬局が同じアプリに対応しているわけではありませんし、手入力が必要な項目もあります。市販薬、サプリ、貼り薬の使い分け、飲み残し、自己中断などは、利用者が入れなければ抜けがちです。心不全の薬物治療でも、実際の診療では、薬を指示どおりに続けにくいことが治療の妨げになり、患者教育やデジタル支援、チームでの支援を組み合わせる必要があるとされています<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。アプリは優秀な器ですが、中身が最新でなければ安全確認の精度は上がりません。</p>
<p>また、薬の種類や回数が多い人ほど、アプリの通知だけで管理しきれないことがあります。特に高齢者では、服薬計画の複雑さが好ましくない経過と関連する可能性が示されており<sup><a href="#ref-13">[13]</a></sup>、情報の記録方法だけでなく、そもそもの飲み方を整理することも重要です。アプリ派の人ほど、「記録できていること」と「実際に運用できること」は別だと意識した方が安全です。</p>
<h2>災害や通信障害で困る「見せられない」リスク</h2>
<p><span class="marker-normal">非常時に強い方法は一つではなく、紙とアプリは困る条件が違います。だからこそ、「どちらかだけ」ではなく、見せられない場面を減らす備えが大切です。</span>紙とアプリの違いが最もはっきり出るのは、平時ではなく非常時です。大雨、地震、停電、通信障害、サーバートラブル。こうした場面では、アプリは端末と通信環境の両方に影響を受けます。オフライン表示に対応していても、事前に最新データが端末内に保存されていなければ、必要な情報まで見られないことがあります。反対に、紙は通信不要ですが、避難時に持ち出せなければ見せられません。つまり、非常時に強い方法は一つではなく、止まる条件が違うだけです。</p>
<p>薬剤師の立場から特に心配なのは、「見せられないこと」がそのまま処方や投薬の遅れにつながる点です。救急や入院では、家庭で使っていた薬の把握がずれると、重複、継続漏れ、中断漏れが起こりやすくなります<sup><a href="#ref-1">[1]</a></sup>。本人が説明できない状況、高齢で記憶があいまいな状況、家族が別行動になっている状況では、このリスクはさらに上がります。</p>
<p>もう一つ大事なのは、複数医療機関の受診です。内科、整形外科、皮膚科、眼科のように別々に通っていると、どこか一か所の情報だけでは全体像が見えません。多剤併用への介入は、見直しが望ましい処方の改善には役立つことがありますが、入院や生活機能など患者にとって重要な結果への効果ははっきりしない研究もあります<sup><a href="#ref-11">[11]</a></sup><sup><a href="#ref-17">[17]</a></sup>。そのため、医師・薬剤師・看護師などの連携が欠かせません。お薬手帳が機能するのは、記録が一つにまとまり、関係者が共有できる時です。紙かアプリかの前に、情報が分散していないかを見直す必要があります。</p>
<p>長期療養や高齢者ケアでは、薬の回数やタイミングが複雑になるほど、管理する側の負担も増え、ミスが起こりやすくなります。日本老年薬学会は、長期療養施設の高齢者を主な対象として、服用回数を減らすなどの「薬の簡素化」の重要性を提言しています<sup><a href="#ref-4">[4]</a></sup>。この考え方は、在宅や災害時の服薬管理を考えるうえでも参考になります。朝昼夕寝る前と細かく分かれた薬は、避難生活では一気に崩れやすくなります。記録方法だけを整えても、飲み方そのものが複雑すぎれば、非常時には回らなくなりやすいのです。</p>
<p>つまり「見せられないリスク」は、端末の問題や紙の有無だけではありません。最新の薬歴が一か所にまとまっていない、家族が把握していない、薬の設計が複雑すぎる。この三つが重なると、平時でも非常時でも医療安全上のリスクが高まります。</p>
<div style="margin:24px 0;"><a href="https://mogimed.com/2025/11/09/prescription-record/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2025/11/d7f337837d5f50a1a225575a53e39e6d.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;"/><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">お薬手帳はなんでもいい？薬剤師が解説|ノート・市販品OKな条件と選び方</span></div></a><a href="https://mogimed.com/2026/04/12/2026-04-12-over-the-counter-prescription-drug-interactions/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2026/04/2026-04-12-over-the-counter-prescription-drug-interactions.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;"/><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">市販薬と処方薬の飲み合わせ｜薬局で確認したい危ない組み合わせ</span></div></a><a href="https://mogimed.com/2022/02/23/medicine-note/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;"><img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/02/16370d95b02a27688bbf6b95f61a92f3.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;"/><div><span style="display:block;margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</span><span style="display:block;margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">「たかがお薬手帳」と思っていた人へ。薬剤師が伝えたい本当の話</span></div></a></div><h2>薬剤師がすすめる、どちらも活かす備え方</h2>
<p><span class="marker-normal">結論から言うと、紙かアプリかを一つに決めるより、止まり方の違う二つを組み合わせるのが実用的です。大切なのは、最新の情報を一つにまとめ、本人と家族のどちらも必要時に見せられるようにしておくことです。</span>現場感覚では、主役を一つ決めて、もう一方をバックアップにする形が続けやすいです。たとえば、普段はアプリを使い、最低限の薬情報を紙カードで財布に入れる。あるいは、紙の手帳を主にしつつ、最新ページだけ家族のスマホに撮っておく。これだけでも、かなり違います。</p>
<p>薬剤師がよく勧める備えは次の通りです。</p>
<ul>
<li>主に使う手帳を一つ決め、別の手帳や別アプリに情報を散らさない</li>
<li>薬が変わった当日に更新し、古い情報を放置しない</li>
<li>薬剤名、用量、飲み方、アレルギー、副作用歴、かかりつけ薬局をすぐ見せられる形で残す</li>
<li>家族の代理受診に備え、共有方法を事前に決める</li>
<li>停電や通信障害に備え、紙の控えかスクリーンショットを持つ</li>
<li>薬の回数が多い人は、記録法だけでなく処方そのものの簡素化を相談する</li>
</ul>
<p>特に大切なのは、<strong>最新化</strong>と<strong>共有</strong>です。お薬手帳の価値は、豪華な機能より、いま飲んでいる内容が正しいことにあります。救急で役立つのは、きれいに整理された長文より、今の薬が漏れずに分かることです<sup><a href="#ref-1">[1]</a></sup>。また、高齢者の多剤併用では、薬剤師を含む服薬レビューが、不適切処方（副作用リスクが高い、必要性が低いなど、見直しが望ましい処方）の見直しに役立つことがあります。一方で、生活の質や入院への効果は研究で一貫していません<sup><a href="#ref-5">[5]</a></sup><sup><a href="#ref-10">[10]</a></sup>。つまり、手帳は記録の道具ですが、最終目標は「安全に続けられる薬の形」に整えることです。</p>
<p>もし薬が多く、朝昼夕寝る前で管理が大変なら、薬剤師に「この飲み方、もっと簡単にできますか」と聞いてください。服用回数の集約や不要薬の見直しは、手帳の見やすさだけでなく、実際の飲みやすさにも直結します<sup><a href="#ref-4">[4]</a></sup>。施設入所中の高齢者では、薬剤師の減薬提案が、医師の受け入れと実施という複数の段階を経て進むことが報告されています<sup><a href="#ref-6">[6]</a></sup>。一人で全部管理しようとせず、薬局を「手帳を整える場所」ではなく「薬の全体設計を見直す場所」として使うのがおすすめです。</p>
<p>紙派の人は、表紙が傷んだら早めに更新し、重要ページを写真で残してください。アプリ派の人は、機種変更前に引き継ぎ方法を確認し、ログイン情報や共有方法を家族と相談しておくと安心です。そしてどちらの人も、年に1回は「この手帳、今すぐ救急で見せて役立つか」を点検してください。そこで詰まるなら、まだ備えが足りません。</p>
<p>お薬手帳は、紙かアプリかで勝負するものではありません。困る場面を知り、その穴を別の方法で埋めることが大切です。必要な時に見せられる。家族も分かる。情報が最新で、一か所に寄っている。その状態を作れれば、紙でもアプリでも、手帳はちゃんと役に立ちます。</p>
<ol class="references" style="list-style-type: '・ ';font-size: 0.82em;color: #18467b;padding-left: 1.8em;">
<li id="ref-1" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="1">[1] Becerra-Camargo J. et al. (2013). A multicentre, double-blind, randomised, controlled, parallel-group study of the effectiveness of a pharmacist-acquired medication history in an emergency department. Available from: <a href="https://doi.org/10.1186/1472-6963-13-337" rel="noopener" target="_blank">https://doi.org/10.1186/1472-6963-13-337</a> (Accessed: 2026-05-16)</li>
<li id="ref-2" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="2">[2] Savarese G. et al. (2025). Adherence to guideline-directed medical treatments in heart failure. A scientific statement of the Heart Failure Association (HFA) of the ESC and the ESC Working Group on Cardiovascular Pharmacotherapy. Available from: <a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41208145/" rel="noopener" target="_blank">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41208145/</a> (Accessed: 2026-05-16)</li>
<li id="ref-4" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="4">[4] Maruoka H. et al. (2024). Statement on medication simplification in long‐term care facilities by the Japanese Society of Geriatric Pharmacy: English translation of the Japanese article. Available from: <a href="https://doi.org/10.1111/ggi.15009" rel="noopener" target="_blank">https://doi.org/10.1111/ggi.15009</a> (Accessed: 2026-05-16)</li>
<li id="ref-5" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="5">[5] Romskaug R. et al. (2020). Effect of Clinical Geriatric Assessments and Collaborative Medication Reviews by Geriatrician and Family Physician for Improving Health-Related Quality of Life in Home-Dwelling Older Patients Receiving Polypharmacy. Available from: <a href="https://doi.org/10.1001/jamainternmed.2019.5096" rel="noopener" target="_blank">https://doi.org/10.1001/jamainternmed.2019.5096</a> (Accessed: 2026-05-16)</li>
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<li id="ref-9" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="9">[9] Lalic S. et al. (2016). Polypharmacy and Medication Regimen Complexity as Risk Factors for Hospitalization Among Residents of Long-Term Care Facilities: A Prospective Cohort Study. Available from: <a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27780570/" rel="noopener" target="_blank">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27780570/</a> (Accessed: 2026-05-16)</li>
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<li id="ref-13" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="13">[13] Wimmer B. et al. (2017). Clinical Outcomes Associated with Medication Regimen Complexity in Older People: A Systematic Review. Available from: <a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27991653/" rel="noopener" target="_blank">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27991653/</a> (Accessed: 2026-05-16)</li>
<li id="ref-17" style="color: #18467b; font-size: 0.82em;" value="17">[17] Cole J. et al. (2023). Interventions to improve the appropriate use of polypharmacy for older people. Available from: <a href="https://doi.org/10.1002/14651858.cd008165.pub5" rel="noopener" target="_blank">https://doi.org/10.1002/14651858.cd008165.pub5</a> (Accessed: 2026-05-16)</li>
</ol>
</body></html>
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		<title>令和7年（2025年）保険証の期限とマイナ保険証移行完全ガイド</title>
		<link>https://mogimed.com/2025/11/30/health_insurance_card_dx/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[Toshi]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 30 Nov 2025 04:55:18 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[医療DX]]></category>
		<category><![CDATA[保険証]]></category>
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					<description><![CDATA[令和7年（2025年）保険証の期限とマイナ保険証移行完全ガイド ― 日本の医療保険制度の仕組みと「いつまでに何をすべきか」を整理 ― 1．2025年の保険証有効期間スケジュールをまず確認しましょう スケジュールは「現行保…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h1 class="wp-block-heading">令和7年（2025年）保険証の期限とマイナ保険証移行完全ガイド</h1>



<p class="has-vivid-cyan-blue-color has-text-color has-link-color wp-elements-5c20c12b61572b0a72914d1a39840bc8 wp-block-paragraph">― 日本の医療保険制度の仕組みと「いつまでに何をすべきか」を整理 ―</p>



<h2 class="wp-block-heading">1．2025年の保険証有効期間スケジュールをまず確認しましょう</h2>



<p class="wp-block-paragraph">スケジュールは「現行保険証の発行終了」→「完全移行」→「経過措置期間」の三段階で整理されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、<span class="marker-normal"><strong>2024年12月2日</strong>に新しい保険証の発行が停止され、<strong>2025年7月から12月</strong>にかけて順次期限を迎え、<strong>同年12月2日</strong>からマイナ保険証へ完全移行、<strong>2026年3月末</strong>で暫定措置が終了する流れです。</span>まずはこのスケジュールを理解し、ご自身とご家族の保険証の状態を確認しておくことが大切です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">2025年11月現在、日本のすべての公的医療保険では「従来の健康保険証（紙やカード型）」から「マイナ保険証（マイナンバーカードを健康保険証として利用）」への完全移行が最終段階に入っています。<br>まず最初に確認していただきたいのは、ご自身の保険証が<strong>いつまで使えるのか</strong>という点です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">政府の公式方針では、従来の健康保険証の<strong>最長有効期限は2025年12月1日</strong>までと定められています（<a href="https://mogimed.com/2024/12/01/health-insurance-card/"><strong>関連記事リンク</strong></a>）。翌12月2日以降は、原則として従来の保険証は使用できません。券面に有効期限の記載がない保険証であっても、実質的には2025年12月1日が期限とお考えください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">制度別に見ると、国民健康保険や後期高齢者医療制度の保険証は多くの自治体で<strong>2025年7月31日</strong>に期限を迎えます。一方で、協会けんぽや健康保険組合などの被用者保険は在職中であれば更新は不要でしたが、移行措置のためこちらも<strong>2025年12月1日</strong>が実質的な使用期限となります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、政府は移行直後の混乱を防ぐために<strong>2026年3月31日までの</strong><a href="https://mogimed.com/2025/08/28/kokuho_hokennsho/"><strong>経過措置（関連記事リンク）</strong></a>を設けています。この期間中は、期限切れの保険証でも医療機関で保険扱いとして利用できますが、それ以降は完全に無効となります。時系列で流れを箇条書き。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li class="has-purple-color has-text-color has-link-color wp-elements-ccdb4a49460d773c875d7cc32e2c5417"><strong>2024年12月2日</strong>　新しい保険証の発行が停止</li>



<li class="has-purple-color has-text-color has-link-color wp-elements-bc1a401ec18fb9fea5ab3cd70a0e53a3"><strong>2025年7月から12月</strong>　順次期限を迎え</li>



<li class="has-purple-color has-text-color has-link-color wp-elements-cc11123180bb7206b7119f97cf90175b"><strong>2025年12月2日</strong>　マイナ保険証へ完全移行</li>



<li class="has-purple-color has-text-color has-link-color wp-elements-d714758fd4c36414bea823f2bbcb0bed"><strong>2026年3月末</strong>　暫定措置</li>
</ul>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">2．2025年に何をすべきか ― 期限に沿った行動計画</h2>



<p class="wp-block-paragraph">スケジュールが分かったところで、次は「いつ」「何をすべきか」を順を追って整理していきます。<br>最も重要なのは、<strong>2025年7月から12月の間に、自分と家族の保険証を確認し、マイナ保険証への準備を完了させること</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まず、今すぐ行ってほしいのは、お手元の保険証の有効期限の確認です。国民健康保険や後期高齢者医療制度の方は券面に記載された日付が有効期限になります。被用者保険（協会けんぽや健康保険組合など）で有効期限の記載がない場合でも、2025年12月1日が上限と考えておきましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">次に、マイナンバーカードをお持ちであれば、<strong>健康保険証としての利用登録</strong>が済んでいるかを確認してください。登録が完了していれば、2025年12月以降もスムーズに保険診療を受けることができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、<span class="marker-normal">マイナンバーカードを持っていない方、または利用に不安がある方には<strong>「資格確認書」</strong>という代替書類が無料で交付されます。これは紙の証明書ですが、医療機関では従来の保険証と同様に資格確認ができます。</span>資格確認書は保険者（協会けんぽ・健康保険組合・市区町村など）が自動的に郵送する場合が多く、申請は不要です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">2025年7月以降、国保や後期高齢者医療では新しい保険証が発行されず、資格確認書またはマイナ保険証での対応に切り替わります。そのため、夏までには登録を済ませるか、資格確認書が届いているかを確認しておくことが大切です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、退職や転居によって保険者が変わると、一時的に保険資格が反映されない期間が生じることがあります。手続きの遅れがあると、受診時に「資格なし」と表示される場合もあるため、勤務先や市区町村への届出は早めに済ませておきましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、<strong>2025年12月2日以降</strong>は、原則として従来の保険証だけでは保険診療を受けられなくなります。マイナンバーカードや資格確認書を持たずに受診した場合、一時的に医療費を全額（10割）自己負担で支払い、後日保険者へ請求して払い戻しを受ける流れとなります。<span class="marker-normal">旧保険証を持参しても保険資格が薬局や病院側のシステムで確認できた場合などは2026年3月までの保険適応で受けられますが一時的な特別な措置です。トラブルを防ぐためにも、常にマイナンバーカードまたは資格確認書を携帯する習慣をつけておくことが重要です。</span></p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">3．日本の医療保険制度と更新ルール</h2>



<p class="wp-block-paragraph">日本の公的医療保険制度は、大きく分けて四つに分類されます。<br>第一に、勤務先を通じて加入する<strong>被用者保険</strong>です。<strong>全国健康保険協会（協会けんぽ）</strong>、<strong>企業の健康保険組合</strong>、<strong>公務員の共済組合</strong>などが含まれます。これらは従来、有効期限の記載がなく、資格を喪失しない限り継続して利用できる仕組みでしたが、2024年12月以降は新規発行が停止され、2025年12月1日が実質的な期限となります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">第二に、<strong>国民健康保険</strong>です。市区町村が運営し、自営業や退職者、扶養から外れた家族などが加入します。保険証の有効期限は多くの自治体で1年ごとに更新されており、たとえば「2024年8月1日から2025年7月31日まで」という期間が一般的です。更新時期になると新しい保険証が郵送され、古いものは期限を過ぎると無効になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">第三に、<strong>後期高齢者医療制度</strong>があります。75歳以上、または一定の障害がある65〜74歳の方が対象で、有効期限は毎年7月末日です。新しい保険証は8月1日に発行されます。2025年の更新を最後に、こちらもマイナ保険証または資格確認書へ切り替わります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">最後に、船員を対象とした<strong>船員保険</strong>があります。これも被用者保険に近い仕組みで、資格喪失まで使用可能でしたが、2025年12月1日で従来証の利用が終了します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このように、保険証の更新時期やルールは制度によって異なりますが、2024年から2026年にかけては全国的にマイナ保険証への移行が進み、すべての加入者がいずれかのタイミングで切り替えを経験することになります。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">4．マイナ保険証の仕組みと利点</h2>



<p class="wp-block-paragraph">マイナ保険証とは、マイナンバーカードに健康保険証としての機能を登録し、医療機関や薬局でオンライン資格確認を行う仕組みです。カードを専用端末に置くと、顔認証や暗証番号の入力で本人確認が行われ、保険資格の情報が瞬時に照会されます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">従来の保険証では、転居や転職のたびに新しい保険証が発行される必要がありましたが、マイナ保険証はデータが自動的に更新されるため、資格切り替えの遅れによるトラブルが減ります。また、医療機関が過去の診療情報や薬剤情報を閲覧できるため、重複投薬や副作用のリスク軽減にもつながります。薬剤師にとっても、より正確な服薬指導が可能になるという利点があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、注意点もあります。マイナンバーカード本体には10年（20歳未満は5年）、電子証明書には5年の有効期限があります。電子証明書の期限が切れると、一時的に保険証機能が停止する可能性があるため、通知が届いたら早めに更新しておくことが必要です。また、カードを紛失したり暗証番号を忘れた場合には、再発行や再設定の手続きが必要になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まだすべての医療情報がマイナ保険証で閲覧できる情報にまとめられていないので、発展途上のシステムですが今後より強化されていきます。すでに併用薬の飲み合わせチェックがしやすくなり薬物治療がより安全になっています。今後は病院内部での治療やカルテも共有される仕組みが検討されており、アナログだよりだった医療機関の連携もスムーズになるでしょう。今後数年で発達していきます。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">5．資格確認書というもう一つの選択肢</h2>



<p class="wp-block-paragraph">マイナンバーカードを持たない方や利用しない方のために、すべての保険者では「資格確認書」を発行しています。これは氏名、保険者名、記号番号、有効期限などが記載された紙の証明書で、医療機関や薬局では従来の保険証と同様に使用できます。資格確認書は原則申請不要・無料で交付されます 。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば協会けんぽや市区町村は、先述の通りマイナンバーカード未所持者へ事前に郵送しています。後期高齢者医療制度の被保険者については特に配慮されており、2026年7月末まではマイナ保険証の有無にかかわらず申請なしで資格確認書が自動交付されます 。</p>



<p class="wp-block-paragraph">資格確認書の有効期限は4〜5年程度とされており、更新時には保険者から案内が届きます。特に高齢者施設や長期入院中の方など、マイナンバーカードの利用が難しい方にとっては、資格確認書が安心の支えとなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">マイナ保険証への移行の「すき間」を埋めるのが被保険者資格確認書です。マイナンバーカードを持たない人や一時的にカードが使えない人に対し、保険者が無料で発行する書面で受診時の資格確認に使えます。資格確認書は原則1年以内の有効期限で、必要に応じて更新可能です。現行保険証の発行終了後も、マイナ保険証を取得していない人の受診アクセスを担保するための経過措置です<sup><a href="#ref-3">[3]</a></sup>。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">6．医療機関での提示とトラブル対応</h2>



<p class="wp-block-paragraph">2025年12月2日以降は、受診時にマイナンバーカードまたは資格確認書の提示が原則となります。カードリーダーが設置された医療機関では、カードをかざして顔認証または暗証番号入力を行えば手続きは完了します。資格確認書の場合は窓口で目視確認され、必要に応じてオンライン照会が行われます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もしカードを忘れた場合でも、診療を断られることはありません。2026年3月までの暫定措置にあるように保険資格がシステム側で確認できれば保険診療受けられます。確認できなかった場合は一時的に医療費を全額支払い、後日資格確認後に差額が返金されます。ただし、手続きが煩雑になるため、カードや資格確認書は常に携帯しておくことをおすすめします。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">7．公費負担医療との関係</h2>



<p class="wp-block-paragraph">乳幼児医療や難病医療、自立支援医療などの公費負担医療は、マイナ保険証の導入後も従来どおり受給者証の提示が必要です。マイナ保険証は医療保険資格の確認を行う仕組みであり、公費制度とは別の運用になります。将来的に統合が進む予定ですが、2025年時点では別々の書類が必要です。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">８．未取得者・間に合わなかった人がこれからすること</h2>



<p class="wp-block-paragraph">マイナンバーカードが手元にない、申請済みだが受け取り待ち、暗証番号を忘れた、カードを紛失した場合でも受診するための準備しておきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">。第一に、保険者に被保険者資格確認書を請求してください。市区町村の国保窓口、事業所の健康保険、後期高齢者医療の広域連合などに連絡すれば郵送や窓口で無料発行されることが多いです。身分証明が必要な場合があるので運転免許証等を用意してください<sup><a href="#ref-3">[3]</a></sup>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">第二に、マイナンバーカードの申請・再発行・暗証番号再設定は市区町村窓口等で受け付けています。急ぐ場合は資格確認書で当面の受診をカバーしつつマイナンバーカード手続きを進めましょう<sup><a href="#ref-1">[1]</a></sup>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">在留外国人、長期入院や施設入所で外出が難しい方、障害や疾病で本人手続きが困難な方には代理人申請や出張申請の制度があります。対象や方法は自治体ごとに異なるため事前に問い合わせてください。マイナ保険証の利用は強制ではなく、資格確認書での受診も継続できます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">受診当日に保険証もカードもない場合は受付でその旨を伝え、氏名・生年月日・住所・加入見込みの保険者名を申告してください。医療機関はオンライン資格確認や保険者照会で確認を進め、やむを得ない場合は一時的に10割で預かり、後日資格確認後に差額を返金します。救急や小児など時間が重要な場合でも、受診拒否は原則行われません<sup><a href="#ref-2">[2]</a></sup>。</p>



<ul class="wp-block-list has-pale-ocean-gradient-background has-background">
<li><a href="https://mogimed.com/2025/08/25/nhi_drug_price_revision/"><strong>薬価改定：自己負担と家計への影響（2025年版）</strong></a></li>



<li><a href="https://mogimed.com/2025/08/28/kokuho_hokennsho/"><strong>国保の保険証：最新ルールと実務のポイント</strong></a></li>



<li><a href="https://mogimed.com/2025/08/31/detailed_statement/"><strong>調剤報酬明細書の読み方：負担の根拠をやさしく解説</strong></a></li>
</ul>



<h2 class="wp-block-heading">９．まとめ ― 安心して切り替えるために</h2>



<p class="wp-block-paragraph">2025年は、日本の医療保険制度が大きく変わる節目です。従来の保険証は2025年12月1日で役目を終え、翌12月2日からはマイナ保険証と資格確認書が中心となります。<span class="marker-normal"><br>まずはご自身とご家族の保険証の有効期限を確認し、マイナ保険証の登録を済ませておきましょう。資格確認書が必要な方は手元にあるかチェックしてください。</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">マイナ保険証は、保険証を“デジタル化”するだけでなく、医療情報をより安全に共有するための仕組みです。薬剤師や医師が正確な情報を把握できれば、より安全な治療と服薬管理が可能になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>高齢社が増えて、労働者の人口がへっていくこの2025年以降に、医療の分野でのデジタル化を進めて医療の効率化を図ることは必然と言えます。医療は今まで時代おくれのアナログで情報確認をしていた状態が続いていたので全産業の中でも生産性の低い産業と位置付けられています。効率化を進めないと維持すらできなくなるかもしれません。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">完全移行に向けて、混乱を防ぐためには、早めの準備と情報の確認が何よりも大切です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">健康保険証は、あなたと医療をつなぐ大切な証明書です。移行のこの時期にこそ、自分と家族の医療情報を見直し、安全で確実な新制度への移行を進めていきましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading">参考</h3>



<ol class="wp-block-list references">
<li>厚生労働省. マイナンバーカードの健康保険証利用（マイナ保険証）について. 東京: 厚生労働省; 2025. Available from:<br><a href="https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html?utm_source=chatgpt.com" target="_blank" rel="noopener">https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html</a></li>



<li>厚生労働省. オンライン資格確認について（医療機関・施術所等、システムベンダ向け）. 東京: 厚生労働省; 2025. Available from:<br><a href="https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08280.html?utm_source=chatgpt.com" target="_blank" rel="noopener">https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08280.html</a></li>



<li>厚生労働省. 資格確認書について（マイナ保険証を使わない場合の受診方法）. 東京: 厚生労働省; 2025. Available from:<br><a href="https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45470.html?utm_source=chatgpt.com" target="_blank" rel="noopener">https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45470.html</a></li>
</ol>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://mogimed.com/2025/11/30/health_insurance_card_dx/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>電子お薬手帳滅亡か進化か、電子処方箋のインパクト</title>
		<link>https://mogimed.com/2023/01/22/electronic_prescription-2/</link>
					<comments>https://mogimed.com/2023/01/22/electronic_prescription-2/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[Toshi]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 22 Jan 2023 12:14:55 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[医療DX]]></category>
		<category><![CDATA[お薬手帳]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://mogimed.com/?p=502</guid>

					<description><![CDATA[マイナポータルと電子お薬手帳、勝手に比較 電子処方箋の発行が２０２３年１月２６日から開始されることが厚生労働省からアナウンスがありました。この電子処方箋で調剤された薬はマイナポータルにてほぼリアルタイムで履歴が閲覧できる…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">マイナポータルと電子お薬手帳、勝手に比較</h2>



<p class="wp-block-paragraph">電子処方箋の発行が２０２３年１月２６日から開始されることが厚生労働省からアナウンスがありました。この電子処方箋で調剤された薬はマイナポータルにてほぼリアルタイムで履歴が閲覧できるようになります。つまりマイナポータルが電子お薬手帳に近い仕様になります。まだそれぞれにいくつかの点で相違があるのでマイナポータルと電子お薬手帳は明確に棲み分けがされると予測しています。電子お薬手帳との違いが気になったので違いをまとめてみました。</p>


<span id="tablepress-13-description" class="tablepress-table-description tablepress-table-description-id-13">表：電子お薬手帳とマイナポータルの閲覧機能の違い<br />
　患者情報取得の権限と機能について</span>

<table id="tablepress-13" class="tablepress tablepress-id-13" aria-describedby="tablepress-13-description">
<thead>
<tr class="row-1">
	<td class="column-1"></td><th class="column-2"><a href="https://mogimed.com/2022/05/03/select-medicine-app/">電子お薬手帳</a></th><th class="column-3">マイナポータル</th><th class="column-4">番外編：オンライン資格確認</th>
</tr>
</thead>
<tbody class="row-striping row-hover">
<tr class="row-2">
	<td class="column-1">患者</td><td class="column-2">○</td><td class="column-3">○<br />
</td><td class="column-4">×<br />
医療機関へ情報を渡す仕様</td>
</tr>
<tr class="row-3">
	<td class="column-1">医療機関（病院・医院）</td><td class="column-2">×<br />
ひと手間必要</td><td class="column-3">×<br />
医療機関は見れない</td><td class="column-4">○<br />
患者が同意したとき<br />
医療情報のみ</td>
</tr>
<tr class="row-4">
	<td class="column-1">薬局</td><td class="column-2">×<br />
ひと手間必要</td><td class="column-3">×<br />
薬局は見れない</td><td class="column-4">○<br />
患者が同意したとき<br />
医療情報のみ</td>
</tr>
<tr class="row-5">
	<td class="column-1">特徴</td><td class="column-2">薬局と医療機関は閲覧に条件あり</td><td class="column-3">電子処方箋の分はほぼリアルタイム、他は一か月遅れ</td><td class="column-4">患者自身が閲覧するときはマイナポータルにて</td>
</tr>
</tbody>
</table>




<figure class="wp-block-image size-large"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="1080" height="608" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2023/01/52f663124c0e1bc2798019d398e32d0f-edited-1.png" alt="" class="wp-image-532" srcset="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2023/01/52f663124c0e1bc2798019d398e32d0f-edited-1.png 1080w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2023/01/52f663124c0e1bc2798019d398e32d0f-edited-1-300x169.png 300w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2023/01/52f663124c0e1bc2798019d398e32d0f-edited-1-1024x576.png 1024w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2023/01/52f663124c0e1bc2798019d398e32d0f-edited-1-768x432.png 768w" sizes="(max-width: 1080px) 100vw, 1080px" /></figure>



<div style="margin:24px 0;">
<a href="https://mogimed.com/2022/12/31/electronic_prescription/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;">
  <div style="width:72px;height:72px;background:#B5D4F4;border-radius:8px;flex-shrink:0;display:flex;align-items:center;justify-content:center;font-size:24px;">&#x1f48a;</div>
  <div>
    <p style="margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</p>
    <p style="margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">いよいよはじまる電子処方箋</p>
  </div>
</a>
<a href="https://mogimed.com/2022/05/03/select-medicine-app/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;">
  <div style="width:72px;height:72px;background:#B5D4F4;border-radius:8px;flex-shrink:0;display:flex;align-items:center;justify-content:center;font-size:24px;">&#x1f48a;</div>
  <div>
    <p style="margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</p>
    <p style="margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">2022おすすめ電子お薬手帳は？各サービスの使いやすさは？</p>
  </div>
</a>
</div>



<h2 class="wp-block-heading">情報の網羅については圧倒的なマイナポータル</h2>



<p class="wp-block-paragraph">そのほかの機能の比較はどうでしょうか。</p>


<span id="tablepress-14-description" class="tablepress-table-description tablepress-table-description-id-14">表：付加価値の違い、電子お薬手帳とマイナポータル<br />
　閲覧機能以外の機能の評価</span>

<table id="tablepress-14" class="tablepress tablepress-id-14" aria-describedby="tablepress-14-description">
<thead>
<tr class="row-1">
	<td class="column-1"></td><th class="column-2">アプリ</th><th class="column-3">マイナポータル</th>
</tr>
</thead>
<tbody class="row-striping row-hover">
<tr class="row-2">
	<td class="column-1">オンライン服薬指導への対応</td><td class="column-2">○<br />
一部対応</td><td class="column-3">×<br />
非対応</td>
</tr>
<tr class="row-3">
	<td class="column-1">見やすさ</td><td class="column-2">○<br />
写真や薬の説明がある</td><td class="column-3">×<br />
調剤された薬剤の品名数量のみ</td>
</tr>
<tr class="row-4">
	<td class="column-1">医療情報</td><td class="column-2">○<br />
アプリにより充実</td><td class="column-3">×<br />
なし</td>
</tr>
<tr class="row-5">
	<td class="column-1">ログイン</td><td class="column-2">○<br />
簡単</td><td class="column-3">×<br />
面倒</td>
</tr>
</tbody>
</table>




<p class="wp-block-paragraph">電子処方箋の普及が一気に進んだと仮定すると、調剤された薬の情報を見るだけならマイナポータルで十分です。電子処方箋で調剤された薬の情報は調剤直後から閲覧できます。マイナポータルと違い、QRコードで取り込む手間のある電子お薬手帳はこの点だけについていえばただ手間がかかるだけ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">現状、マイナポータルで閲覧できる調剤された薬の情報は一か月遅れでやっと閲覧できるようになります。<br>そして閲覧できるようにする操作もやや時間がかかるケースがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただし電子お薬手帳のメリットもあります。オンライン服薬指導への対応や医療情報の取得に関しては電子お薬手帳に軍配が上がりそうです。調剤大手がリリースしている電子お薬手帳などのレビューは過去に述べた通りですが、オンライン服薬指導に対応したアプリは使いやすさが際立つでしょう。<a href="https://mogimed.com/2022/05/03/select-medicine-app/">2022おすすめ電子お薬手帳は？各サービスの使いやすさは？</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">電子お薬手帳がオンライン資格確認のシステムを利用できるようになればマイナポータルと使い勝手はほぼ同じです。網羅した情報の閲覧を前提としてプラスアルファの価値の競争になります。オンライン服薬指導に対応しているかどうかが重要になるはずです。あとは電子お薬手帳の見やすさやデザインの好みによるでしょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading">関連記事</h3>



<ul class="wp-block-list has-pale-ocean-gradient-background has-background">
<li><a href="https://mogimed.com/2025/08/25/nhi_drug_price_revision/"><strong>薬価改定：自己負担と家計への影響（2025年版）</strong></a></li>



<li><a href="https://mogimed.com/2025/08/28/kokuho_hokennsho/"><strong>国保の保険証：最新ルールと実務のポイント</strong></a></li>



<li><a href="https://mogimed.com/2025/08/31/detailed_statement/"><strong>調剤報酬明細書の読み方：負担の根拠をやさしく解説</strong></a></li>
</ul>



<h2 class="wp-block-heading">ログインの壁</h2>



<p class="wp-block-paragraph">もう一つの両者を比べるポイントは面倒な操作がないかということにつきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">マイナポータルは今のところマイナンバーカードを持ち歩いているのが前提のシステムです。マイナポータルのアプリからログインを選択して暗証番号を入力、マイナンバーカードをスマホに乗せてログイン完了です。正直ログインは面倒です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">iPhoneユーザーならば顔認証システムの快適さに慣れているのでけっこう苦痛かもしれません。ログインの壁は結構大きいと思いますので、まだ電子お薬手帳の方が有利です。マイナポータルのログインが快適になると電子お薬手帳は調剤された薬剤情報を閲覧することだけについていえば厳しい戦いになるはずです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今後の変化としては、オンライン服薬指導に対応していないアプリは淘汰されていく可能性が高いと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ電子処方箋の発行枚数が伸びないのなら淘汰は緩やかになるでしょう。厚生労働省は処方薬の飲み残し（いわゆる残薬）の問題や処方カスケードによる多剤服用や健康被害を減らすことによって医療費の削減を狙っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">現在は、医療費のインフレを防ぐ為に医療費全体はどこかを大きく削ってどこかに小さく割り当てるのが流れです。電子処方箋を発行する医療機関にさらにフィーをつけてでも電子処方せん発行推進へ舵を切るでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まだログインが面倒でやや見づらいマイナポータルですが、今後の進化によっては閲覧するだけの電子お薬手帳はいらなくなってしまいます。電子お薬手帳の存在理由が揺らぐのは間違いないでしょう。</p>



<div style="margin:24px 0;">
<a href="https://mogimed.com/2025/11/09/prescription-record/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;">
  <img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2025/11/d7f337837d5f50a1a225575a53e39e6d.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;">
  <div>
    <p style="margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</p>
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  </div>
</a>
<a href="https://mogimed.com/2022/02/23/medicine-note/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;">
  <img decoding="async" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/02/16370d95b02a27688bbf6b95f61a92f3.png" style="width:72px;height:72px;object-fit:cover;border-radius:8px;flex-shrink:0;">
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</a>
<a href="https://mogimed.com/2022/08/14/prescription_date_of_expiry/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;">
  <div style="width:72px;height:72px;background:#B5D4F4;border-radius:8px;flex-shrink:0;display:flex;align-items:center;justify-content:center;font-size:24px;">&#x1f48a;</div>
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  </div>
</a>
</div>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://mogimed.com/2023/01/22/electronic_prescription-2/feed/</wfw:commentRss>
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			</item>
		<item>
		<title>いよいよはじまる電子処方箋</title>
		<link>https://mogimed.com/2022/12/31/electronic_prescription/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[Toshi]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 31 Dec 2022 07:10:17 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[医療DX]]></category>
		<category><![CDATA[電子処方箋]]></category>
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					<description><![CDATA[電子処方箋とは何か？ 　これまで処方箋は紙で発行されていました。処方箋をどんな理由であれ薬局に渡さなければならないので、調剤は場所と時間に縛られていました。どんなにお気に入りの薬局があっても処方箋発行から4日以内に処方箋…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">電子処方箋とは何か？</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　これまで処方箋は紙で発行されていました。処方箋をどんな理由であれ薬局に渡さなければならないので、調剤は場所と時間に縛られていました。どんなにお気に入りの薬局があっても処方箋発行から4日以内に処方箋を渡せる距離にないからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">令和５年１月から電子処方箋の発行が始まります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">電子処方箋は紙の処方箋のように持ち歩く必要がありません。医師は電子処方せんを発行してオンライン資格確認のシステムを利用して電子的に保存します。あとは患者の意思で自分の好きな薬局(電子処方せん対応)で調剤を受けられます。薬局に行ったときにマイナンバーカードにてオンライン資格確認を受ければ電子処方箋を薬局に渡すことができます。オンライン服薬指導に対応している薬局ならば薬局に直接行く必要もありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">患者にとってみれば、電子処方せんは場所と時間に縛られなくなる手段になります。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="709" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/04a2b38b1a3846017fa8c5f4065da2dd-1-1024x709.png" alt="" class="wp-image-485" srcset="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/04a2b38b1a3846017fa8c5f4065da2dd-1-1024x709.png 1024w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/04a2b38b1a3846017fa8c5f4065da2dd-1-300x208.png 300w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/04a2b38b1a3846017fa8c5f4065da2dd-1-768x531.png 768w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/04a2b38b1a3846017fa8c5f4065da2dd-1-1536x1063.png 1536w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/04a2b38b1a3846017fa8c5f4065da2dd-1-2048x1417.png 2048w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">電子処方箋によるお薬受け取りの流れ・メリット</figcaption></figure>



<h2 class="wp-block-heading">どこの医療機関と薬局が電子処方せんに対応しているか？</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　いまのところ、かかりつけの病院や薬局なら対応しているか直接聞く方が早いです。<br>厚生労働省はマイナンバーカードの健康保険証利用にすでに参加している医療機関のリストを公表しています（下記にリンクあり）。電子処方箋はオンライン資格確認システムを利用して運用するので、この載っているところは１月以降から順次電子処方箋の発行を開始するはずです。このリストを活用して検索できるサイトも公表されています。<a href="https://www.mhlw.go.jp/stf/index_16743.html" target="_blank" rel="noopener">マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局についてのお知らせ</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">　医療機関側ではさまざまな準備があるので、公表されているリストと電子処方せん発行医療機関と必ずしもイコールではないので今年初めのうちは確認は必要です。電子処方箋の発行の準備ができている医療機関と、電子処方箋の受付の準備ができている薬局にはこのポスターが張られているはずなので探してみてください。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="762" height="572" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/3f67f9f7e0e52bc78cfbc1c69d78e0cd-edited-1.png" alt="" class="wp-image-497" srcset="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/3f67f9f7e0e52bc78cfbc1c69d78e0cd-edited-1.png 762w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/3f67f9f7e0e52bc78cfbc1c69d78e0cd-edited-1-300x225.png 300w" sizes="(max-width: 762px) 100vw, 762px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">ただし薬剤師の電子署名に用いるHPKIカード（電子処方せんに押すハンコのようなもの）の発行が遅れているので（医師はどうでしょう？）全国で一斉に始まるというほどではなく数か月かかり全国で始まると思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">電子処方箋による医療の質の向上</h2>



<p class="wp-block-paragraph">厚生労働省が掲げているのは医療の質と安全性の向上です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">オンライン資格確認時に同意することによってこれまでの調剤の履歴や検査や検診の内容を病院や薬局が過去３年分閲覧できるようになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あまり知られていない印象ですが、<br>より安全な医療を受けるには医療従事者にどれほど適切な情報を提供できるかが重要です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">他の薬物治療をふまえて医師が薬を処方することができれば薬による飲み合わせの害を避けやすくなります。<br>薬局の薬剤師も同様のチェックをします。ダブルチェックです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、A病院で処方された薬剤Aによる副作用を新たな病気と思い、B病院にかかり薬剤Bを処方されまた同じ理由でC病院へ行き・・・　のように薬が薬と呼ぶ”薬物治療カスケード”という事例があります。薬の副作用は併用する薬の種類が増えるごとに（一般的には５～６種類以上）リスクが上がると言われています。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1080" height="675" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/9ec84b1ea28406a2ed1f3beb9959b2d8-edited.png" alt="" class="wp-image-495" srcset="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/9ec84b1ea28406a2ed1f3beb9959b2d8-edited.png 1080w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/9ec84b1ea28406a2ed1f3beb9959b2d8-edited-300x188.png 300w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/9ec84b1ea28406a2ed1f3beb9959b2d8-edited-1024x640.png 1024w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/9ec84b1ea28406a2ed1f3beb9959b2d8-edited-768x480.png 768w" sizes="(max-width: 1080px) 100vw, 1080px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん治療上必要だから出してる薬です。<br>しかし、</p>



<p class="wp-block-paragraph">"薬を飲み得られる効果"と"飲み合わせにより生じる害"のバランスが悪いと、薬剤師から医師へ問い合わせをすることもしばしばです。必要な薬なのか、薬の飲みすぎなのか、専門家である医師・薬剤師によるチェックは常にあった方が良いのではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">国の狙いとしては薬のもらいすぎを防いで財政的なメリットを出そうというのがあるでしょう。<br>医療を受ける側にとっても無駄な医療費の削減につながるのであれば悪くない話です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">お薬手帳の弱点</h2>



<p class="wp-block-paragraph">現在はお薬手帳が世間にも浸透し併用しているお薬のチェックは医師や薬剤師がしやすくなりました。一部市販のアプリがあるものの、今でも紙媒体による確認がメインです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり紙のお薬手帳の弱点は健在です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">お薬手帳を忘れてしまった時、ラベルを貼り忘れた時、お薬手帳を複数に分けてしまった場合にお薬手帳による”現時点で併用している薬物治療の情報共有"のメリットが無くなってしまいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">こういう意味では、電子処方箋は紙の処方箋のデメリットだけでなく紙のお薬手帳の盲点もおぎなってくれるものになるでしょう。マイナンバーカードでオンライン資格確認ができれば直近併用している薬は過去３年分閲覧できます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">デメリットは何か</h2>



<p class="wp-block-paragraph">医療用医薬品をいろいろな病院をわたり歩いて"症状"を訴える事でかき集め、転売している人には不都合でしょう。なにせすべての調剤歴がばれてしまい医師が処方を拒否するか、薬局がそのお薬が本当に必要か聞き取りするなど、医療従事者にとってみれば対策が取れます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">睡眠薬や安定剤などの向精神薬は特に規制が厳しいのでこの点チェックは必ずしますし。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1080" height="810" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/a68a2de4b1b64bdae8a1605dfc54e0c5-edited.png" alt="" class="wp-image-498" srcset="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/a68a2de4b1b64bdae8a1605dfc54e0c5-edited.png 1080w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/a68a2de4b1b64bdae8a1605dfc54e0c5-edited-300x225.png 300w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/a68a2de4b1b64bdae8a1605dfc54e0c5-edited-1024x768.png 1024w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2022/12/a68a2de4b1b64bdae8a1605dfc54e0c5-edited-768x576.png 768w" sizes="(max-width: 1080px) 100vw, 1080px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">某フリマサイトでは、医療用医薬品が転売されています。<br>薬剤師からすれば素人が適当に医療用医薬品を飲もうというのはゾッとします。<br>命の保証はないです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">薬そのものの危険性もさることながら、<br><strong>”それがはたして本物の薬なのか”が分からないところが一番怖いところです。</strong><br>確かな物を用意する調剤薬局の仕事を甘く見てはいけません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">転売が横行しているなら、必ず偽物の流通があります。<br>原価ゼロに等しい偽物が一番儲かりますので人の不安を食い物にして荒稼ぎをしようとする者はまぎれてくるはずです。フリマでは医療用医薬品を購入しないようにしましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><br></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>2022おすすめ電子お薬手帳は？各サービスの使いやすさは？</title>
		<link>https://mogimed.com/2022/05/03/select-medicine-app/</link>
					<comments>https://mogimed.com/2022/05/03/select-medicine-app/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[Toshi]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 03 May 2022 05:52:46 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[医療DX]]></category>
		<category><![CDATA[お薬手帳]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://mogimed.com/?p=371</guid>

					<description><![CDATA[どの電子お薬手帳がいいのか 電子お薬手帳は各社からリリースされています。結局どれが使いやすいのか、どれが自分に合うのかは非常に情報が少ないので選びずらいと思います。どれも無料ですが、どうせなら使いやすいものがいいですよね…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1080" height="675" src="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2023/01/f1c6b975a7189cbae9f8602560d70de3-edited.png" alt="" class="wp-image-536" srcset="https://mogimed.com/wp-content/uploads/2023/01/f1c6b975a7189cbae9f8602560d70de3-edited.png 1080w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2023/01/f1c6b975a7189cbae9f8602560d70de3-edited-300x188.png 300w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2023/01/f1c6b975a7189cbae9f8602560d70de3-edited-1024x640.png 1024w, https://mogimed.com/wp-content/uploads/2023/01/f1c6b975a7189cbae9f8602560d70de3-edited-768x480.png 768w" sizes="(max-width: 1080px) 100vw, 1080px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading">どの電子お薬手帳がいいのか</h2>



<p class="wp-block-paragraph">電子お薬手帳は各社からリリースされています。結局どれが使いやすいのか、どれが自分に合うのかは非常に情報が少ないので選びずらいと思います。どれも無料ですが、どうせなら使いやすいものがいいですよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">筆者も電子お薬手帳を使っていましたが本当に使いやすい最新のものが欲しいので気になり調べてみました。現在は様々なものがデジタル化されてスマホ一つで使えるようになっていますが、電子お薬手帳の進化もかなり進んでいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">シェアの多いものから順にApp Storeからダウンロードしました。自分の持病の治療薬のQRコードを読ませて数社試してみたので感想をまとめました。ちょっと長いですが。</p>


<h2 id="tablepress-12-name" class="tablepress-table-name tablepress-table-name-id-12">電子お薬手帳まとめ</h2>

<table id="tablepress-12" class="tablepress tablepress-id-12" aria-labelledby="tablepress-12-name" aria-describedby="tablepress-12-description">
<thead>
<tr class="row-1">
	<th class="column-1">カテゴリ</th><th class="column-2">お勧め度</th><th class="column-3">サービス名</th><th class="column-4">調剤情報の登録</th><th class="column-5">ネット接続なしで自分の薬の情報が閲覧できるか？</th><th class="column-6">ユーザー数</th><th class="column-7">レビュー<br />
(App Store)</th><th class="column-8">評価数<br />
(App Store)</th><th class="column-9">解説</th>
</tr>
</thead>
<tbody class="row-striping row-hover">
<tr class="row-2">
	<td class="column-1">特化型・次世代</td><td class="column-2">S</td><td class="column-3"><a href="https://www.ainj.co.jp/pharmacy/record.html" target="_blank" rel="noopener">アインお薬手帳＋いつでもアイン</a></td><td class="column-4"> 自動連携 or 他社QRコード読み取り</td><td class="column-5">可</td><td class="column-6">不明</td><td class="column-7">4/5</td><td class="column-8">834</td><td class="column-9">ご利用薬局としてアイングループの薬局を登録すると、スマート薬局機能(処方せん送付・お薬できあがり呼び出し・お薬リスト提示)が使用できるようになる。一緒にインストールされる”いつでもアイン”アプリのトップ画面からオンライン服薬指導の予約申し込みができる。利用方法の説明も記載されており分かりやすい。薬局からのお知らせも直接届く。一度調剤をうけたら申し込み後は調剤のあいまにも薬剤師とビデオ通話やメッセージで相談できる。アイン薬局はかなり使いやすくなる。一歩進んだ先進的なアプリ。対応：iOS10以上のみ(2018/9/10現在)</td>
</tr>
<tr class="row-3">
	<td class="column-1">フリーアクセス型</td><td class="column-2">S</td><td class="column-3"><a href="https://kusurinomadoguchi.co.jp/service/okusuritecho" target="_blank" rel="noopener">EPARKお薬手帳</a></td><td class="column-4">自動連携(一部) or QRコード読み取り</td><td class="column-5">可</td><td class="column-6">250万</td><td class="column-7">4.4/5</td><td class="column-8">6.1万</td><td class="column-9">2022年2月末時点で、アプリ利用者数が250万人を突破。レビューは高評価。ユーザー目線で普段使いの薬局とセットで利用して利便性がでてくる仕様。見やすい操作画面。処方せんの写真を撮り薬局に送ることで調剤予約ができる。利用できる薬局が多いためどこにいても検索しやすい。待ち時間の短縮につながる。服用時間のお知らせ機能、毎日の血圧管理等の追加機能が豊富。</td>
</tr>
<tr class="row-4">
	<td class="column-1">特化型</td><td class="column-2">A+</td><td class="column-3"><a href="https://www.qol-net.co.jp/pharmacy/okusuriapp/" target="_blank" rel="noopener">クオールグループ処方せん送信＆お薬手帳</a></td><td class="column-4">QRコード読み取り</td><td class="column-5">可</td><td class="column-6">不明</td><td class="column-7">3.7/5</td><td class="column-8">196</td><td class="column-9">処方せん送信機能はアイン同様自社のみで、服用アラート、お薬手帳閲覧などの機能も標準的です。レシピ、medicommi、お役立ち情報とそれぞれの項目で医療関連の情報が豊富で、おくすり検索も使いやすい。アプリだけで豊富な情報が手に入り健康管理の知識がなくても色々参考になるかも。アインと比較しより医療情報のアクセスに注力している。クオール楽天市場店にも飛べる。対応：iOS, Android</td>
</tr>
<tr class="row-5">
	<td class="column-1">特化型・次世代</td><td class="column-2">A</td><td class="column-3"><a href="https://kakari.medpeer.jp/individuals.html" target="_blank" rel="noopener">kakari</a></td><td class="column-4">QRコード読み取り</td><td class="column-5">可</td><td class="column-6">加盟店1900(2021年9月現在HPより)</td><td class="column-7">4.5/5</td><td class="column-8">1.2万</td><td class="column-9">他サービスと異なる「かかりつけ薬局」の利用を前提とした仕様。薬局の検索機能はなく加盟店の検索機能もなし。いつも利用する薬局からチラシや口頭案内によってかかりつけ薬局の登録できる。登録後は処方せん送信、出来上がり通知受け取り、フリーテキストでの薬剤師とのチャット、オンライン服薬指導が受けられる。決済もアプリ上でできる。処方元や施設との連携等医療従事者側から見れば先進的なアプリ。対応：iOS, Android</td>
</tr>
<tr class="row-6">
	<td class="column-1">特化型・次世代</td><td class="column-2">A</td><td class="column-3"><a href="https://portal.okusuriplus.com/" target="_blank" rel="noopener">お薬手帳プラス　(日本調剤)</a></td><td class="column-4">自動連携 or 他社QRコード読み取り</td><td class="column-5">×</td><td class="column-6">会員数100万人以上(HPより)</td><td class="column-7">2.6/5</td><td class="column-8">613</td><td class="column-9">お薬手帳、カレンダー、飲み忘れアラートは標準装備。日本調剤で一度調剤を受けないと本会員登録ができない。本会員になると、家族管理、PC利用、つながる、日本調剤オンラインストアが利用できるようになる。つながる機能は薬局にメッセージを相互にやり取りできるシステム。まだ定型文のやり取りのみ。サービス外の日本調剤オンライン薬局サービスNiCOMSに会員登録して初回ログイン後はオンライン服薬指導システムが使える。多機能だがApp storeの評価は低い。対応：iOS, Android, PCブラウザ版</td>
</tr>
<tr class="row-7">
	<td class="column-1">フリーアクセス型</td><td class="column-2">B</td><td class="column-3"><a href="https://www.phchd.com/jp/medicom/healthcarenote/app" target="_blank" rel="noopener">ヘルスケア手帳-待たずにらくらく！便利な電子お薬手帳</a></td><td class="column-4">QRコード読み取り</td><td class="column-5">可</td><td class="column-6">50万人以上</td><td class="column-7">4/5</td><td class="column-8">2060</td><td class="column-9">お薬登録・服用アラーム・処方せん送信は標準装備。アインお薬手帳と開発元が同じで色違いなだけでほぼ同様に見える。アインのように一社の薬局しか選択できないわけではないが初回登録時に指定した薬局以外に送るときは設定から変更しなければならないので手間。アインの場合はお薬手帳と抱き合わせでもう一つアプリと組み合わせているので利便性ひとつ上になっている。シンプルなものが良い人にはウケる気がする。対応：iOS, Android</td>
</tr>
<tr class="row-8">
	<td class="column-1">フリーアクセス型</td><td class="column-2">B</td><td class="column-3"><a href="http://pocketpharmacy.co.jp/patient.php" target="_blank" rel="noopener">ポケットファーマシー</a></td><td class="column-4">自動連携 or QRコード読み取り</td><td class="column-5">×</td><td class="column-6">不明</td><td class="column-7">3.3/5</td><td class="column-8">211</td><td class="column-9">お薬登録・服用アラーム・処方せん送信は標準装備。健康管理画面など追加機能はあまりなく至ってシンプル。アイコンも大きく操作はしやすい。ポケットファーマシー加盟店なら自動登録で快適。加盟薬局も都市部なら不便しない数。アピール不足だが手帳内容は加盟店の薬剤師が閲覧できるようになっている。なかなか使いやすいがApp Storeの評価はイマイチなのが疑問。評価以上の機能はあるというのが私見。アピール不足でもったいない。対応：iOS, Android</td>
</tr>
<tr class="row-9">
	<td class="column-1">フリーアクセス型</td><td class="column-2">C</td><td class="column-3"><a href="https://www.nichiyaku.or.jp/e-okusuri/" target="_blank" rel="noopener">eお薬手帳</a></td><td class="column-4">QRコード読み取り</td><td class="column-5">可</td><td class="column-6">不明</td><td class="column-7">1.7/5</td><td class="column-8">456</td><td class="column-9">お薬登録・スケジューラ・処方せん送信の三つは標準装備。これと言って特長がなく標準装備以外は特に機能がない。処方せん送信に対応している薬局が少なすぎるので他のアプリに対して優位な点は無い。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<span id="tablepress-12-description" class="tablepress-table-description tablepress-table-description-id-12">2022/5/3現在の情報。筆者が実際にアプリをダウンロードして足りない情報は各社ホームページ(HP)より入手。お勧め度は評価の高い順からS>A>B>Cとしています。ネット環境が無い状態で自分の薬の情報が見れないものは評価を下げています。解説は私見なので参考程度にとどめてください。</span>
<!-- #tablepress-12 from cache -->



<div style="margin:24px 0;">
  <a href="https://mogimed.com/2023/01/22/electronic_prescription-2/" style="display:flex;align-items:center;gap:12px;padding:12px 14px;background:#EEF4FD;border:1px solid #B5D4F4;border-radius:10px;text-decoration:none;margin-bottom:10px;">
    <div style="width:72px;height:72px;background:#B5D4F4;border-radius:8px;flex-shrink:0;display:flex;align-items:center;justify-content:center;font-size:24px;">&#x1f48a;</div>
    <div>
      <p style="margin:0 0 4px;font-size:11px;color:#185FA5;font-weight:500;">&#x25b6; あわせて読みたい</p>
      <p style="margin:0;font-size:14px;font-weight:500;color:#0C447C;line-height:1.5;">電子お薬手帳滅亡か進化か、電子処方箋のインパクト</p>
    </div>
  </a>
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<h2 class="wp-block-heading">特化型とフリーアクセス型（勝手に命名）</h2>



<p class="wp-block-paragraph">まずはカテゴリ分けです。数個使って分かったのは大きく二つにグループ分けができることです。</p>



<p class="has-blue-color has-text-color wp-block-paragraph"><strong>一つは特化型です。</strong></p>



<p class="has-blue-color has-text-color wp-block-paragraph"><strong>これはアイン薬局、日本調剤、クオールなどの大手薬局が自社ブランドで開発したものです。これは自社の薬局を使ってもらうことが目的で、使い始めるのにそれぞれの店舗をよく行く薬局として登録してから利用開始されるなどの仕様になっていました。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">これら特化型の電子お薬手帳を実装している大手薬局を普段かかりつけ薬局として使っているならこの特化型が良いと思います。アプリそのものが一つの薬局を繰り返し使うことを促す仕様です。その分、薬局とのメッセージのやり取りや、オンライン服薬指導などより進んだサービスを提供しようとしています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アイン薬局はCMを打っていましたが（2022年4月）、オンライン服薬指導が解禁になったので店頭でもより強くこのアプリの推奨があるでしょう。アイン薬局は電子お薬手帳アプリと連携するアプリ内からオンライン服薬指導へつなぐシステムもあり利便性はさらに向上するはずです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今後大手ブランドの特化型はより使いやすくなると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">見過ごせないのがkakariです。これは初期のミクシーに似て加盟店を公表せず薬局主導で患者へ配布します。自分の店をかかりつけ薬局にしてもらう前提でコードをチラシなどでもらい、アプリ内でかかりつけ薬局の登録をしてから全機能が解放されるものです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大手以外でかかりつけ薬局をココ！と決めておりkakariを導入している店だったら使った方が便利だと思います。</p>



<p class="has-blue-color has-text-color wp-block-paragraph"><strong>もう一つのカテゴリはフリーアクセス型です。</strong></p>



<p class="has-blue-color has-text-color wp-block-paragraph"><strong>これは電子お薬手帳としての機能に重点を置いて、いろいろな薬局で使えるようになっている電子お薬手帳です。どこでも使えるので勝手にフリーアクセスと名付けました。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">特定の薬局が開発したものではないのでほとんどが調剤された薬の情報取得は薬局が印刷するQRコードの読み取りです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">開発資金の問題か、正直作りがちょっと安っぽいものが多いです。<br>しかしこれらの中で突出して使いやすいのがEPARKお薬手帳です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">EPARKお薬手帳はもともと美容、飲食、マッサージ、歯科、病院医院などの仲介サイトを運営する会社が作っているのでユーザーの使いやすさを追求している作りになっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">表に載っているところは全て使いましたがこれが一番使いやすい。かつ見やすいです。<br>App Storeのレビューと評価数もどのアプリよりもダントツに多いです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">災害時のことを考えるなら携帯にデータが残るものを選んで</h2>



<p class="wp-block-paragraph">電子お薬手帳は普段の使い勝手はもちろん最重要ポイントとして、もう一つ見逃せないのが災害時の備えです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">北海道では2019年に東胆振震災が発生して火力発電所が機能を停止し、北海道全域で電源を喪失しました。停電は順次復旧したものの、復旧までに一日以上かかった地域もありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">電子お薬手帳の一部はクラウド型のアプリがあります。インターネット通信は停電が長引き一日以上たつと基地局も予備電源が落ちるので使えなくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">クラウド型のアプリはもうこの時点以降は使えなくなります。クラウド型の弱点がここで露見するわけです。端末にデータが残るタイプはお薬手帳を忘れて避難しても携帯さえ持っていれば電池が残っているうちは使用できます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">避難先で低電力モードにすぐ切り替えてお薬情報をいつでも誰かに見せられる状態にできます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">はやりのクラウド型であれば何でもよいというわけではありません。クラウドサーバーの所在地も公表されていませんので遠隔地で災害が起きた場合に使用が出来なくなるリスクも無くはないです。</p>



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<h2 class="wp-block-heading">結論：かかりつけ薬局に特化型あればそれでOK、アプリなければEPARK</h2>



<p class="wp-block-paragraph">では、どの電子お薬手帳アプリが良いかというと普段使うかかりつけの薬局が大手ならそこが提供する特化型の電子お薬手帳で良いと思います。多少の差はあれど機能的にはまだ違いはわずかです。2022年度の調剤報酬改定にて規制が緩和されたので、各社さまざまな機能の改良に必ず挑むでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今実装してほしい機能のリスクエストを送ればむこうもきっと助かると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大手を利用していないのであれば普段よく使う薬局を一か所～三か所に決めておいて、EPARKお薬手帳を使うのがオススメです。そのかかりつけ薬局がEPARKお薬手帳に対応しているのであれば処方せんの送信ができます。受診後に急な移動が必要だったり、後日遠隔地で受け取らなくてはいけない場合等は処方せん送信はかなり薬に立つはずです。</p>
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