2025年突如の脅威に備える、インフルエンザ・新型コロナ同時検査キットの備蓄のすすめ

寒い季節が訪れると同時に感染症への警戒も高まります。今年2024/2025シーズンは特に、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行が予測されており、実際に全国で感染者数が増加しています。その備えとして「同時検査キット」の重要性が注目されています。本記事では、厚生労働省が承認した第一類医薬品としての同時検査キットの活用と備蓄のポイントを解説します。

最新の流行情報 2025年1月9日時点

2025年は、ここ数年で最大規模のインフルエンザ流行が予測されています。厚生労働省によると、感染者数は昨年同期比で増加が見込まれており、特に都市部や学校を中心に急速な拡大が懸念されていました。

2025年1月9日時点での厚生労働省発表の資料によるとインフルエンザの流行は1999年以来過去最高となっています。定点あたりの医療機関の患者数を元に数値をだしますが、30で警報レベルなのにその2倍の64.39人となりました。グラフを見てもわかる通り、感染拡大は異常なレベルと言えます。新型コロナが流行しだした2020/2021年から2021/2022年シーズンまでインフルエンザはほぼ出ていないくらいの水準でしたが、2022/2023年シーズンからまたインフルエンザが出始めて徐々にインフルエンザが盛り返してきています。2024年年末は医療機関は近年かつてない流行になっており年末の当番病院薬局は大混雑でした。

とは言えもうグラフを見ればすぐわかるレベルです。

高齢者や基礎疾患を持つ方々が最も深刻なリスクにさらされており早期の予防策と迅速な対応が必要とされています。同時検査キットを自宅に備蓄しておくことで、感染症の流行に対処するための大きな安心感を得ることができます。

同時抗原検査キットでそなえよう、厚生労働省承認の第一類医薬品を選ぶ

現在、市販されているインフルエンザ・新型コロナ同時検査キットの中で、厚生労働省によって承認された第一類医薬品は信頼性が高く、推奨される選択肢です。これらのキットは、薬剤師の説明を受けた上で購入でき、自宅で簡単に使用可能です。迅速かつ正確に結果を得られるため、感染症対策において重要な役割を果たします。過去の記事でも触れましたが、「研究用」と表示されているものは品質の信頼性に問題があります。まだまだネット市場にはあふれているので、誤って購入しないようにしましょう。

承認済みの製品一覧

これらのキットは薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)の基準を満たし、信頼性が確保されています。自宅に備蓄しておくことで、症状が現れた際にすぐに対応可能となります。特に新型コロナウイルス感染とインフルエンザ感染は症状から見分けがつきにくく検査無くどちらかは判断ができません。こういうときは抗原検査キットが有効です。ここ20年で最大のインフルエンザの急激な流行で薬局やドラッグストアで買える一般用の検査キットが品薄になっています。楽天で品ぞろえが良いと感じました。第一類医薬品のものを選択しましょう。今のうち買っておくのをオススメします。

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販売先へのリンクは貼っていないので製品名をコピーして、ECサイトに打ち込んで検索してください。第一類医薬品と表示されているのを確認して購入してください。

薬剤師会も2024年春時点での新型コロナウイルスの抗原検査キットを取り扱っている薬局リストを公表していますが、これは必ずしも2025年1月現在で同時抗原検査キットを在庫しているリストではありません。豊富に在庫している薬局は少ないはずです。卸からの納品も遅いです。

薬局で購入する場合はあらかじめ電話して在庫を確認することをおすすめします。ECサイトは届くまで時間がかかるケースがありますが、近隣薬局も在庫は厳しいです。元気なうちに確保をオススメします。

「研究用キット」を避けるべき理由

市場には「研究用」として販売されている検査キットもありますが、これらは一般消費者が使用するものではありません。「研究用キット」は薬機法の適用外であり、安全性や正確性が保証されていません。厚生労働省が承認したものと違いこれらのキットの検査結果は何も意味しません。これらのキットを誤って使用すると、結果の信頼性が低く、不必要な混乱を引き起こす可能性があります。

正規品を選ぶ重要性

  • 安全性: 第一類医薬品として承認された製品は、厳しい基準を満たしています。
  • 信頼性: 医療現場と同等の品質で、正確な結果を提供します。
  • サポート: 購入時に薬剤師からの説明を受けることで、正しい使用方法を理解できます。

正規の医薬品を選ぶことが、自身と家族の健康を守る第一歩です。

薬剤師会の推奨

日本薬剤師会は、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行に備え、同時検査キットの家庭備蓄を推奨しています。特に、感染の初期段階で速やかに検査を行うことが重要であり、これによって医療機関の過剰な負担を軽減し、必要な患者に迅速に医療を提供できるとしています。

推奨される理由

  • 医療機関の負担軽減: 軽症者が自宅で検査を行うことで、医療機関の過剰な負荷を防ぎます。医療のリソースは限られています。
  • 感染拡大の抑制: 早期に感染の有無を確認し、迅速な隔離や治療に繋げることができます。
  • 素早い対応が可能になる:基礎疾患がありどちらか陽性になった場合はかかりつけ医に相談しましょう。本当に治療が必要か判断できるはずです。陰性で症状が乏しいときは自分で解熱鎮痛薬等で対処するなど判断が可能になる。

地域社会全体での感染拡大を防ぐためにも、検査キットの備蓄は重要な対策です。今、発熱を見ている医療機関は大変な混雑状況です。

入手困難な現状と対策

先に述べた通り現在、同時検査キットは一部地域で入手が難しい状況にあります。特にもともと冬季には需要が急増しますし、この流行状況です。供給が追いつかないケースが見られます。一部のメーカーが同時検査キットを2025年1月下旬に新発売しますが、今後の急激な需要増加に対応できるか確証はありません。また、流通業者も物流の遅延があり、特に都市部への供給に影響が予測されます。

供給不足の背景

  • 需要の急増: 流行拡大への不安から購入希望者が増加。
  • 急激な感染者の増加:2024/2025年シーズンは特に感染の増加が急激
  • 製造と流通のギャップ: 製造能力を超える需要により、一時的な供給遅延が発生。

対策

  • 早めの購入: 在庫があるうちに、必要な分を確保。ネットから買う方が良いかもしれない
  • 薬局への問い合わせ: 薬剤師が常駐する店舗で、在庫状況を確認。ただし現在は卸からの供給も少なく在庫を持っている薬局は少ない。
  • 過剰購入を避ける: 必要以上の買い占めは他者への影響を考慮し控えましょう。そして抗原検査キットの有効期限は1年と短いですので大量に買っても無意味です。家族分あれば十分です。
  • 予防接種の推奨: インフルエンザワクチンの接種で重症化リスクを軽減。
  • 同時検査キットの活用: 発熱時に自宅で迅速に感染の有無を確認。

抗原検査の検査結果に基づく対処法

陽性となった場合

  1. 重症化リスクの低い人は自宅療養、速やかに隔離:
    • 他者への感染を防ぐため、直ちに自宅内で隔離します。
    • 家族との接触を避け、共有スペースを利用する際はマスクを着用してください。
  2. 重症化リスクの高い人医療機関への相談:
    • 高齢者・基礎疾患を有する方・妊婦の方は重症化のリスクが高いです。発熱など体調不良時には、速やかに発熱外来を受診してください。
    • 医師の判断に従い、必要な場合は治療薬を処方してもらいます。
  3. 症状管理:

陰性となった場合

  1. 他の原因を検討:
    • 検査結果が陰性でも、症状が続く場合は別の病気の可能性があります。
    • 必要に応じて医療機関を受診してください。
  2. 再検査:
    • 症状が悪化したり、周囲で感染が広がっている場合は、1〜2日後に再検査を行うことを検討します。
  3. 予防措置を継続:
    • 手洗い、うがい、マスク着用など基本的な感染対策を継続してください。
    • 特に高リスク者と接触する場合は、慎重な行動を心がけましょう。

まとめ

インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行に備え、厚生労働省が承認した第一類医薬品の検査キットを備蓄することは、家庭での感染症対策として非常に有効です。正規品を選び、適切に備蓄することで、自身と家族、そして地域社会全体を守るための準備を整えましょう。最新情報を常に確認し、冷静かつ迅速に対応できる体制を作ることが大切です。

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