肩こり・腰痛でよく使われる湿布・テープ剤|OTC医薬品の選び方と注意点

外用鎮痛消炎剤セレクトOTC_copy

製品名 ロキソニンEXテープ21枚 バンテリンコーワパットEXホット 21枚 パスタイムプラス 30枚
特長 冷感・テープ・1枚あたり(7cm×10cm)・手のひらサイズで肩に貼るなら十分 温感・パップ アスピリン喘息のある人、妊娠している人にも比較的安全にッ仕様できるサリチル酸グリコールが消炎成分
有効成分 膏体100g中 成分 分量 内訳 ロキソプロフェンナトリウム水和物 8.10g (無水物として7.14g) トコフェロール酢酸エステル 2.3g l-メントール 3.5g [1枚あたり(7cm×10cm)膏体量0.7g] 膏体100g中 成分 分量 内訳 インドメタシン 1g アルニカチンキ 1mL (アルニカ0.2g) トウガラシエキス 0.4g (トウガラシ5g) (1枚7×10cm2) 膏体100g中 成分 分量 サリチル酸グリコール 6.0g l-メントール 6.0g トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE) 0.5g
包装 21枚 21枚 30枚
効能効果 腰痛,肩こりに伴う肩の痛み,関節痛,筋肉痛,腱鞘炎(手・手首の痛み),肘の痛み(テニス肘など),打撲,捻挫 肩こりに伴う肩の痛み,腰痛,関節痛,筋肉痛,腱鞘炎(手・手首の痛み),肘の痛み(テニス肘など),打撲,捻挫 肩こり,腰痛,筋肉痛,筋肉疲労,打撲(うちみ),捻挫,関節痛
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用法用量 表面のライナー(フィルム)をはがし,1日1回患部に貼付して下さい。 プラスチックフィルムをはがし,1日2回を限度として患部に貼付してください。 表面のライナー(フィルム)をはがし,1日数回,患部に貼付してください。
規制区分 第2類医薬品 第2類医薬品 第3類医薬品
使用上の注意 1.次の人は使用しないで下さい。  (1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人  (2)本剤又は他の解熱鎮痛薬,かぜ薬,外用鎮痛消炎薬を使用してぜんそくを起こしたことがある人  (3)15歳未満の小児 2.次の部位には使用しないで下さい。  (1)目の周囲,粘膜等  (2)しっしん,かぶれ,傷口  (3)みずむし・たむし等又は化膿している患部 3.本剤を使用している間は,他の外用鎮痛消炎薬を使用しないで下さい。 4.連続して2週間以上使用しないで下さい。(本剤は痛みを一時的におさえるものです。痛み等の症状が継続する場合には,使用を中止し,医師の診療を受けて下さい) ■してはいけないこと (守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなります) 1.次の人は使用しないでください  (1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。  (2)ぜんそくを起こしたことがある人。  (3)15歳未満の小児。 2.次の部位には使用しないでください  (1)目の周囲,粘膜等。  (2)湿疹,かぶれ,傷口。  (3)みずむし・たむし等又は化膿している患部。 3.連続して2週間以上使用しないでください ■相談すること 1.次の人は使用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください  (1)医師の治療を受けている人。  (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。  (3)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。 2.使用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので,直ちに使用を中止し,この外箱を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください [関係部位:症状] 皮膚:発疹・発赤,かゆみ,はれ,痛み,かぶれ,ヒリヒリ感,熱感,乾燥感 3.5〜6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し,この外箱を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください ■してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなります) 1.次の部位には使用しないでください。 (1)目の周囲,粘膜等 (2)湿疹,かぶれ,傷口

肩こり・腰痛でよく使われる湿布・テープ剤|OTC医薬品の選び方と注意点

湿布・テープ剤は、急性炎症にはNSAIDs+冷感、慢性のこりには温感・血流改善系、限局痛には小型パッチや局所麻酔成分、という「症状×成分×貼付時間」の考え方で選ぶと使いやすくなります。皮膚トラブルを避ける基本は、清潔で乾いた皮膚に必要最小限の面積を規定時間だけ貼ること。妊娠・授乳・併用薬・持病がある場合は専門家に相談してください。原因が不明な強い痛み、長引く痛み、しびれや発熱を伴う場合は自己判断を避け、早めに医療機関を受診しましょう。

4. 妊娠・授乳・併用薬がある人の選び方

まずは需要な注意からですが。妊娠中・授乳中、または内服薬がある人は以下を確認してください。

  • 妊娠中と授乳中
    • 妊娠中のNSAIDs:妊娠20週以降は胎児腎機能障害・羊水過少のリスクが報告されており、外用であっても回避が推奨されます。妊娠後期(特に28~30週以降)は動脈管収縮の懸念があるため原則避けます。中にはケトプロフェンのように妊娠後期に禁忌(使用してはいけない)となっているものもあります。自己判断での連用は控え、必要時は医師・薬剤師に相談を[11]
    • 妊娠中に比較的安全とされる選択肢:非薬物療法(ストレッチ、安静、装具)を第一選択に。薬が必要な場合は低濃度・小面積・短期間のメントールなど刺激の弱いタイプや、限局痛に対する低濃度リドカイン外用を慎重に検討します(個別評価が必要)[11][12]
    • 授乳中:外用NSAIDs(例:ジクロフェナク)やリドカインは母乳中移行が少ないとされ、通常の用量・小面積であれば授乳への影響は小さいと考えられます。ただし乳房や乳頭周囲には使用せず、授乳直前に貼ることは避けるなどの注意を行ってください。広範囲・長期使用は控えます[13][12]
  • 抗凝固薬・抗血小板薬内服中:外用NSAIDsの全身曝露は一般に低いですが、広範囲・高頻度・長期使用、皮膚バリア障害部位では相対的にリスクが上がります。ワルファリン、DOAC、アスピリン、クロピドグレル等を内服中の方は、最小限の面積・期間で使用し、出血傾向や皮下出血の増加など異常があれば受診・相談してください[8]
  • 腎機能障害・心不全・高血圧治療中:ACE阻害薬/ARB、利尿薬等を内服中は、高血圧や腎機能の低下があるはずなので外用NSAIDsの全身吸収が多くなると腎血行動態へ影響する可能性があるため、広範囲・長期・密封での使用を避け、必要最小限にとどめます。脱水時は特に注意してください[8]
  • 喘息(特にアスピリン喘息既往):NSAIDsで誘発されることがあり、外用でも注意が必要です。NSAIDs無配合の温感・冷感タイプやリドカイン等への切替を検討します[15]
  • 光感受性を高める薬を使用中:一部抗菌薬(キノロン系、スルホンアミド系など)、利尿薬(フロセミド、サイアザイド系など)、向精神薬(フェノチアジン系)などは光線過敏を起こすことがあり、ケトプロフェン等の外用は避けるか慎重投与とし、紫外線対策を行ってください[6]

まとめると、妊娠・授乳・併用薬がある方は「まず非薬物」「必要最小限の面積・期間」「成分を吟味」の3原則を守り、成分名と用量、貼付時間をラベルで必ず確認し、不明点は薬剤師に相談してください。

2. 症状・部位別の製剤の選び方(冷感・温感・貼付時間)

目的と症状に合わせ、以下を参考に選びます。

  • 急性の炎症(ぎっくり腰、スポーツ後の筋痛、捻挫直後):腫れ・熱感が強い場合はNSAIDs配合で冷感タイプを優先。メントールで体感も楽になります。貼付時間は通常1日1回8~12時間程度の製剤が多く、運動や入浴に合わせて張り替えます[1][5]
  • 慢性のこり・血行不良感(デスクワークの肩こり、慢性腰部筋膜性疼痛):温感タイプ(カプサイシン等)やビタミンE、サリチル酸系配合のテープが向きます。刺激が強い場合は低刺激タイプを選びます[4][3]
  • ピンポイントの痛み(肩甲間部の圧痛点など):小型のNSAIDsテープや局所麻酔成分配合パッチを局所に貼ると過剰な曝露を避けられます[12][8]
  • 広範囲の張り・こり(僧帽筋広域など):大判のパップ剤、ゲルパッチ、塗布剤(ローション・ゲル)を併用し、必要最小限の面積に留めます。広範囲へ繰り返し貼ると皮膚トラブルや全身吸収リスクが上がります[8]

貼付時間・持続性:多くは1日1回(8~12時間)または1日2回。24時間貼付の製剤もあります。入浴時の取り扱いは製品ごとに添付文書が異なりますので必ず表示を確認してください。一般的には入浴前に剥がして皮膚を乾かしてから貼り直すとトラブルが少ないとされますが、製品の指示に従うことが最優先です[5][8]。

冷感・温感の選択:急性炎症は冷感、慢性のこわばりは温感が目安ですが個人差があります。外用剤による温感は感覚の変調による「体感」鎮痛であり、実際に組織温度を大きく変えるわけではありません。刺激が強ければ刺激の弱いタイプや無感タイプ(感覚添加物が少ないNSAIDsテープ等)に替えます[3][4]。まず局所に貼って反応を見ます。2~3日使っても痛みが強い、夜間痛で眠れない、しびれ・発熱・外傷・排尿障害などがある場合は医療機関を受診してください。慢性痛では運動療法、ストレッチ、姿勢の改善など非薬物療法と併用すると再発予防に有益です[2]

1. 湿布・テープ剤の種類と作用メカニズム

市販の外用鎮痛消炎薬は、主に以下の成分群で構成されます。

  • これが主力非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs)」:ロキソプロフェン、ジクロフェナク、フェルビナク、インドメタシンなど。痛みを誘発するプロスタグランジン産生を抑えて痛み・腫れ・熱感を鎮めます[1][2]。炎症部位でCOX(プロスタグランジンを作る酵素)の働きを抑えて効果を発揮します。
  • 温感・冷感成分:温感成分はカプサイシン(唐辛子エキス)やノニル酸ワニリルアミドなどがある。冷感成分にはメントールなどがある。これらは知覚を変調し、鎮痛の「体感」をもたらします(カウンターイリタント作用)。これらは体表の感覚を変えるもので、組織温度を大きく変えるものではない点に注意してください[3][4]
  • 小児やNSAIDsに敏感な人は「サリチル酸メチル、グリコールサリチル酸」:主にカウンターイリタント(皮膚刺激による痛み知覚の変調)として作用し、抗炎症作用は弱いとされ、臨床的な鎮痛効果は限定的であることが多い。『血流促進』の表現は機序的説明に留め、臨床的意義は限定的と考えるのが妥当です[8]
  • 局所麻酔成分:リドカインなど。末梢神経のナトリウムチャネルを一過性に遮断して痛みの伝達を抑え、ピンポイントの痛みに向きます。なお、国内一般用医薬品に配合されるリドカインは低濃度かつ小面積使用が前提で、5%貼付剤などの高濃度製剤は処方薬で適応や用法が異なるため、OTCでは製品表示の濃度・対象年齢・使用可能部位・枚数を厳守してください[12]
  • 漢方系・その他:トウキ・ショウキョウエキスやビタミンE酢酸エステル(説明としては血流改善を意図する成分)などが補助的に配合されることがあります。こうした成分の鎮痛に関する質の高いエビデンスは限定的で、主たる鎮痛効果はNSAIDsやカウンターイリタントに期待されます。

外用NSAIDsは急性の筋・腱の炎症(ぎっくり腰、捻挫など)や変形性関節症の痛みに有効性が示されています。急性筋骨格痛ではプラセボより痛みの半減達成割合が高く、数日で効果が期待できます[1]。慢性痛にも短期的な鎮痛効果が報告されています[2]。メントールやカプサイシンは痛覚を変えることでこわばり緩和や快適性向上に寄与し、カプサイシンは変形性関節症の補助療法として一定の有効性が示されています[4]。リドカインは限局した表在痛に有用で、適切な濃度・面積での使用では全身曝露は低いとされますが、OTC製品の濃度範囲に注意してください[12]。外用NSAIDsは経口に比べ全身へめぐる量が大幅に低い(ジクロフェナクゲルで内服の数%程度)ため全身副作用は相対的に少ないが、ゼロではありません[5][8]

3. 使用上の注意点と副作用(皮膚トラブル・全身影響)

外用薬は「皮膚に優しい」と思われがちですが、副作用はゼロではありません。主な注意点は次の通りです。

  • 皮膚刺激・接触皮膚炎:発赤、かゆみ、湿疹、ヒリヒリ、灼熱感など。温感成分やメントール、接着剤でも起こり得ます。症状が出たら中止して洗い流し、必要なら皮膚科受診を。NSAIDsやサリチル酸でもアレルギー性接触皮膚炎が知られます[7][8]
  • 光過敏症(特にケトプロフェン):一部外用NSAIDsで光接触皮膚炎が報告されています。ケトプロフェン含有外用剤では国内でも注意喚起が行われており、使用中および中止後もしばらく目安として1~2週間程度は特に注意、4週間後でも光線過敏症が起こりえます。紫外線を避け、露出部位は衣服で覆うなどの対策が推奨されます。表示の警告に従ってください[6]
  • 全身への影響(まれ):外用NSAIDsの全身をめぐる量は一般に低いが、広範囲・高頻度・長期使用や皮膚バリア障害部位(湿疹や創傷など)では吸収が増え、胃腸障害、腎機能障害、出血傾向、薬剤性喘息誘発などのリスクが相対的に高まります。既往歴(消化性潰瘍、腎障害、抗凝固薬服用など)がある方は使用前に相談してください[8][10][15]

誤った使い方をしてしまうと様々なリスクがあります。下記は注意してください。特に外来で私が伝えるのは湿布を長く使う人のスキンケアです。湿布をはがすときにビリっと急いではがす人がいますが表皮が薄く剥がれかぶれやすくなるのでゆっくり剝がしてください。それに湿布なら何枚貼っても良いわけではないので用法用量を守ってください。肌着のように全身に貼っている人に稀に遭遇します。

  • 貼り替え時のスキンケア:剥がした後はぬるま湯で粘着剤を優しく落とし、保湿して皮膚バリアを保護する。かぶれやすい人は貼付部位を日ごとにずらす。
  • 使用面積と回数:用法用量(1日当たりの枚数・面積・回数)を守る。複数製品の重ね貼りやNSAIDs配合製品の併用は避ける(同一成分の別製剤併用で総使用量を超えやすい)[5][8]
  • 傷・湿疹・粘膜・目の周囲は避ける。剃毛直後や入浴直後の皮膚は刺激を受けやすいので注意。汗や皮脂は軽く拭いてから貼ると密着性が良く刺激が減る場合があります。
  • 誤用による熱傷:高濃度メントールやカプサイシン含有でまれに重度の皮膚損傷が報告されています。強い灼熱感や水疱が出たら直ちに剥がして受診を。ラップで密封したり加温器具併用は避けてください[9]
  • 最大使用期間の目安「痛みを長期間我慢しすぎない」:一般用医薬品の添付文書では多くが「5~7日使用しても改善しなければ受診」と記載しています。慢性の頑固な症状でも自己判断での長期連用は避け、目安として1週間前後での受診を考えてください。原因精査が必要な場合があります[2]

妊娠授乳中以外にも特に注意が必要な方:

  • アレルギー体質・皮膚が弱い方:低刺激や無感タイプを選び、まず狭い範囲で試す(パッチテスト的に)[7]
  • 高齢者:皮膚が薄く乾燥しやすくスキンテア(皮膚裂傷)のリスクがあるため、はがす際は皮膚を押さえながら毛流に沿ってゆっくり剥がす、入浴直後や剃毛直後は避ける、保湿で皮膚バリアを保つ。必要に応じて皮膚保護フィルムの使用を検討してください。
  • 小児:年齢制限は製品ごとに異なる(例:○歳未満は不可など)。サリチル酸メチル含有製品は小児での広範囲・長期塗布を避ける。必ず製品表示を確認し、保護者が用量・枚数を管理してください[10]
  • 光線過敏の既往がある方はケトプロフェン等の光過敏リスク成分を避け、紫外線対策を徹底してください[6]

おわりに:上手な使い分けで「貼って効く」を最大化

肩こりや腰痛に市販される湿布・テープ剤は、冷感・温感、貼付時間、成分で特徴が分かれます。症状や部位、皮膚の状態、既往薬や妊娠・授乳の有無に応じて適切な製剤を選び、用法用量を守ることが重要です。副作用には皮膚炎やかぶれ、長期大量使用による全身吸収リスクがあり、小児や高齢者、アレルギー体質の人は特に注意が必要です。改善しない場合は医療機関を受診しましょう。

参考文献

  1. Derry S, Conaghan P, Da Silva JA, Wiffen PJ, Moore RA. Topical NSAIDs for acute musculoskeletal pain in adults. Cochrane Database Syst Rev. 2015;2015(6):CD007402. doi:10.1002/14651858.CD007402.pub3.
  2. Derry S, Wiffen PJ, Kalso EA, Bell RF, Aldington D, Phillips T, Gaskell H, Moore RA. Topical NSAIDs for chronic musculoskeletal pain in adults. Cochrane Database Syst Rev. 2016;2016(4):CD007400. doi:10.1002/14651858.CD007400.pub3.
  3. Patel T, Ishiuji Y, Yosipovitch G. Menthol: A refreshing look at this ancient compound. J Am Acad Dermatol. 2007;57(5):873-878. doi:10.1016/j.jaad.2007.04.008.
  4. De Silva V, El-Metwally A, Ernst E, Lewith G, Macfarlane GJ. Evidence for the efficacy of complementary and alternative medicines in the management of osteoarthritis: topical capsaicin. Cochrane Database Syst Rev. 2014;(2):CD007610. doi:10.1002/14651858.CD007610.pub3.
  5. Voltaren Gel (diclofenac sodium topical gel) Prescribing Information. U.S. Food and Drug Administration. 2007/2009. Accessed 2025. https://www.accessdata.fda.gov
  6. Scientific Committee on Consumer Safety (SCCS). Opinion on Ketoprofen, Photosensitivity and Photocontact Allergy. European Commission. 2014. https://health.ec.europa.eu/scientific-committees
  7. Sasseville D. Allergic contact dermatitis from topical nonsteroidal anti-inflammatory drugs. Dermatitis. 2015;26(5):209-215. doi:10.1097/DER.0000000000000122.
  8. Simon LS. Topical nonsteroidal anti-inflammatory drugs and their role in pain management. Semin Arthritis Rheum. 2015;45(3 Suppl):S18-S21. doi:10.1016/j.semarthrit.2015.11.007.
  9. U.S. Food and Drug Administration. Drug Safety Communication: Rare cases of serious burns with the use of OTC topical muscle and joint pain relievers. 2009. https://www.fda.gov
  10. Chan TY. Fatal salicylate poisoning following the topical use of a methyl salicylate-containing analgesic balm. Forensic Sci Med Pathol. 2011;7(1):74-76. doi:10.1007/s12024-010-9190-3.
  11. U.S. Food and Drug Administration. Drug Safety Communication: Avoid use of NSAIDs in pregnancy at 20 weeks or later. 2020. https://www.fda.gov
  12. MotherToBaby. Lidocaine. Fact Sheet. 2023. https://mothertobaby.org/fact-sheets/lidocaine/
  13. Drugs and Lactation Database (LactMed). Diclofenac. National Library of Medicine. Updated 2021. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK501922/
  14. Moore RA, Derry S, Aldington D, Wiffen PJ. Adverse events with topical NSAIDs in the treatment of musculoskeletal pain: systematic review. J Pain. 2018;19(7):721-732. doi:10.1016/j.jpain.2018.01.013.
  15. 日本アレルギー学会. アスピリン喘息(NSAIDs過敏喘息)診療の手引き(改訂版). 学会資料. 参照2025.
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