薬剤師が解説!コンタクトレンズ使用時の眼薬の使い方と注意点

コンタクトレンズ装用時に使える目薬セレクトOTC

症状・用途 眼のかわき・装着液 眼の疲れ・かすみ 花粉やハウスダストによる眼のアレルギー症状(かゆみ充血)
使えないレンズ なし カラーコンタクトレンズ カラーコンタクトレンズ
製品名 ロートCキューブ プレミアムフィット 18mL ×3 ロートデジアイコンタクト New マイティアCL-Wケア
特長 ■裸眼時と,すべてのコンタクトレンズ装用中に使えます。 裸眼・ハード・O2・ソフト(使い捨てを含む)・カラーコンタクト(サークルレンズを含む) ■すべてのコンタクトレンズ装用中に使えます。また,レンズをはずした後にもご使用いただけます。(カラーコンタクトレンズ装用中には使用しないでください)  ソフト・ハード・O2・使い捨て ●カラーコンタクトレンズを除くすべてのコンタクトレンズ(ハード・ソフト)を装着したまま使用いただけます。
有効成分 % 成分 分量 塩化カリウム 0.08% 塩化ナトリウム 0.44% ポビドン 0.3% ヒプロメロース(ヒドロキシプロピルメチルセルロース) 0.15% ブドウ糖 0.09% % 成分 分量 硫酸亜鉛水和物 0.1% ネオスチグミンメチル硫酸塩 0.001% ピリドキシン塩酸塩 0.1% 酢酸d-α-トコフェロール 0.01% アミノエチルスルホン酸(タウリン) 1% コンドロイチン硫酸エステルナトリウム 0.5% 1mL中 成分 分量 クロルフェニラミンマレイン酸塩 0.3mg ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 0.1mg タウリン 1mg コンドロイチン硫酸エステルナトリウム 5mg
包装 18ml×3本 12ml 1本 15ml 1本
効能効果 点眼の場合:目の疲れ,涙液の補助(目のかわき),ソフトコンタクトレンズ又はハードコンタクトレンズを装着している時の不快感,目のかすみ(目やにの多いときなど)。 コンタクトレンズ装着の場合:ソフトコンタクトレンズ又はハードコンタクトレンズの装着を容易にする 紫外線その他の光線による眼炎(雪目など),目の疲れ,眼病予防(水泳のあと,ほこりや汗が目に入ったときなど),ソフトコンタクトレンズ又はハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感,目のかゆみ,目のかすみ(目やにの多いときなど) 目のかゆみ,目の疲れ,眼病予防(水泳のあと,ほこりや汗が目に入ったときなど),紫外線その他の光線による眼炎(雪目など),ソフトコンタクトレンズ又はハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感,目のかすみ(目やにの多いときなど)
価格リンク
用法用量 ●点眼の場合:1回1〜3滴,1日5〜6回点眼してください。 ●コンタクトレンズ装着の場合:コンタクトレンズの両面を1回1〜2滴でぬらした後装着してください。 1回1〜3滴,1日5〜6回点眼してください。 1回2〜3滴を1日5〜6回点眼してください。
規制区分 第3類医薬品 第3類医薬品 第3類医薬品
使用上の注意 3.次の場合は使用を中止し,この説明書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること (1)目のかすみが改善されない場合 (2)2週間位使用しても症状がよくならない場合 3.次の場合は使用を中止し,この説明書を持って医師,薬剤師又は登録販売者にご相談ください。  (1)目のかすみが改善されない場合  (2)5〜6日間使用しても症状がよくならない場合 3.次の場合は使用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師または登録販売者に相談すること  (1)目のかすみが改善されない場合。  (2)2週間位使用しても症状がよくならない場合。

薬剤師が解説!コンタクトレンズ使用時の眼薬の使い方と注意点

コンタクトレンズ使用者は、乾燥感やかゆみ、眼病の治療などで目薬を使いたい場面が多々あります。しかし、レンズ装着中の点眼には注意が必要です。本記事では、国内外のガイドライン(日本の厚生労働省や眼科関連学会、米国眼科学会等)や最新の研究エビデンスに基づき、コンタクトレンズ装用者の目薬の使い方について分かりやすくまとめます。種類別の使用可否や目的別の注意点、防腐剤の影響などを整理しましたので、安全で快適なコンタクトレンズライフの参考にしてください。トラブル時は自己判断せず専門家に相談し、安全な装用を心がけましょう。

コンタクト装着時に使える点眼薬と使えない点眼薬

結論:原則

まず基本原則として、市販の目薬はコンタクトレンズを装着したまま使用しないことが推奨されます。ソフトでもハードでもカラーコンタクトでも、添付文書に「装着したまま使用可」と記載されたもの以外は、点眼時はいったんレンズを外すのが望ましいです。

コンタクトレンズ装用と点眼薬の影響は、レンズ素材(ソフト、シリコーンハイドロゲル、ハード/RGP:rigid gas permeable 酸素をよく通す)と薬剤の剤形・成分で異なります。その理由は、特にソフトコンタクトレンズの場合レンズが水分を含みやすく、防腐剤(塩化ベンザルコニウム=BAKやパラオキシ安息香酸エステル類など)がレンズに吸着して角膜障害を引き起こす恐れがあるためです。ハードレンズ(RGP)では吸着は少ないものの、基本的な注意点は同様です。またカラーコンタクトレンズでは、レンズの色素に薬剤が影響する可能性もあり、特に慎重な対応が求められます。

原則として医療用の治療点眼薬は一度レンズを外して点眼し、少なくとも15分以上待ってから再装用します[1,2,7]

市販の「装用中に使用可」と明記されたレンズ用うるおい点眼は装用中に使える場合がありますが、製品表示やレンズ種別(ソフト/RGPなど)を必ず確認してください[3]。カラーコンタクトレンズに至っては、装着したまま使用できる目薬は現状ほとんどありません。カラーコンタクト使用時は、必ず一度レンズを外してから点眼する必要があります。

コンタクトレンズの分類

1) ソフト(ハイドロゲル/シリコーンハイドロゲル、1DAY〜月交換)

  • 水分を多く含む柔らかい素材(ハイドロゲル/シリコーンハイドロゲル)でできており、目にフィットしやすく、装用感に優れる。
  • 水分を含み薬剤・防腐剤が吸着しやすい
  • 使って良い:防腐剤無添加のコンタクト用人工涙液
  • それ以外は外して点眼。高粘度滴は曇りや汚れの原因。

2) ハード(RGP)

  • 酸素透過性プラスチックで作られ、視力補正性能が高く、角膜形状によらず鮮明な視界を提供
  • 吸着はソフトより少ないが基本ルールは同じ
  • 潤滑目的でも防腐剤無添加が安全。他薬は外して点眼。

3) ハイブリッド(中心RGP+周辺ソフト)

  • 中心部がRGP(硬質)、外周がソフト素材という構造。RGPの鮮明な視界とソフトの装用感を併せ持つ
  • 光学性能に付着物の影響が出やすい
  • 専用でない目薬は装用中NG。外して点眼。

4) トーリック/多焦点

  • トーリックレンズ:乱視用で、複数の屈折力を組み合わせて補正
  • 設計が繊細。薬剤付着=視界変動につながる。
  • 外して点眼が基本。再装用は十分な待機後に。

5) スクラレル(強膜レンズ)

  • 白目(強膜)に乗せる大型のRGPタイプで、レンズと角膜の間に無菌的な涙液スペース(水層)を維持
  • 装用前に点眼を済ませる。感染・角膜障害時は管理を厳格に。

使える場合の代表例

  • 「コンタクト装用中に使用可」または「レンズ用うるおい点眼」と明示された人工涙液・潤滑点眼(防腐剤無添加または穏やかな消毒システム)[3,9]
  • 防腐剤無添加の一回使い切り容器。装用中に使える製品もありますが、製品ごとに表示が異なるので個別表示に従うこと[3,4]

使えない/注意が必要な代表例

  • 抗菌薬、ステロイド、NSAIDs、抗アレルギー薬などの治療点眼:原則レンズを外して点眼し、再装用は少なくとも15分以上あける[1,2,7]
  • 防腐剤(特にベンザルコニウム塩化物:BAK)を含む点眼:ソフトレンズが薬剤を吸着し角膜障害を助長するため装用中の使用を避ける[4,5,8]
  • 油性成分や懸濁性・乳濁性の点眼(脂質配合、乳濁エマルジョンなど):レンズ汚染・曇りの原因で装用中は不可[1,3]
  • 血管収縮薬(充血除去点眼):反跳充血やドライアイ悪化、装用中の不快感を招くため推奨されない。低濃度のブリモニジンなど反跳が比較的少ない薬もありますが、多くは保存剤を含むためソフトコンタクトレンズ装用中は不可表示がある点に注意し、使用する場合はレンズを外して少なくとも15分以上あける[6,10]
  • 眼軟膏:レンズを著しく汚染・損傷するため装用中は厳禁[1,2]

抗アレルギー薬(抗ヒスタミン・肥満細胞安定化薬)は有用ですが、多くの医療用製剤はCL装用中の使用を想定しておらず、点眼前にレンズを外す必要があります[1,7,11]

市販の「装用中可」うるおい点眼は治療薬ではないため、花粉症などの治療用途とは使い分けが必要です。カラーコンタクトやシリコーンハイドロゲルなど親油性の高い素材は薬剤や保存剤の吸着・放出が起きやすく、角膜毒性や曇りのリスクが高くなります。疑わしい場合は装用中の点眼を避け、レンズを外して使用してください[4,5]

上記の内容を、目薬の種類ごとに簡単に整理すると次のようになります。使用不可となっているものでも数少ない製品がコンタクトレンズ使用中でも使用可となっています。原則は下記。

※◎=使用可、△=条件付き/要注意、×=使用不可(使用時は装用不可)となります。

防腐剤によるリスクと注意点

防腐剤は多回容器で微生物汚染を防ぎますが、角結膜上皮への毒性やドライアイ悪化、アレルギー様反応を引き起こすことがあります[4]。特にベンザルコニウム塩化物(BAK)は界面活性作用で角膜上皮障害を起こしやすく、ソフトコンタクトレンズに強く吸着・徐放され角膜に長時間曝露させるため、コンタクトレンズ装用中の使用は避けるべきとされています[4,5,8]

代替として用いられる防腐システムは機序が異なります。Polyquad(高分子第四級アンモニウム)は角膜透過性が低く吸着が少ないとされ、Purite(stabilized oxychloro complex)は光や涙液中で分解して無害化し、SofZiaは涙液環境で中和されるシステムです。いずれもBAKより眼表面への負担が比較的少ないとされますが、装用中使用可否は製品表示に従ってください[4,9]

点眼のタイミングと正しい点眼手順

タイミングの基本

  • 治療目的の点眼(抗菌薬、抗炎症薬、抗アレルギー薬など):レンズを外して点眼し、再装用は少なくとも15分以上あける[1,2,7]
  • レンズ用うるおい点眼(装用中可と明記):装用中に使用可。回数・間隔は製品表示に従う[3]
  • 複数点眼の併用:5~10分間隔を空ける。一般に「水性→懸濁性→ゲル→軟膏」の順で粘度が高い方を後にする[7,12]
  • 清浄・消毒・保存液(MPS:マルチパーパスソリューションや過酸化システム)は点眼薬ではなく、装用前後のレンズケアとして別管理。これらの溶液は目に点眼してはいけません[1,2]

眼に入る薬液の量

眼の結膜嚢(涙液がとどめられる眼と瞼の間のスペース)の容量は30μL程度です。涙液は何もしなくても1分当たり1.2μL作られると同時に体内に流れて吸収されており、出入りがバランスがとれて常時7μL涙液が結膜嚢にあり。眼を潤わせています。これが入れ替わるのに5~6分かかります。

複数の点眼液を指す場合の間隔はこれに相当します。また、点眼液の一滴は約30~50μLですので2滴以上点すと眼からこぼれるでしょう。

  1. 手洗い:石けんと流水で20秒以上、清潔なタオルで乾燥する[2]
  2. レンズの着脱判断:治療点眼なら外す。レンズ用うるおい点眼は装用のまま可(表示に従う)[1,3]
  3. 点眼姿勢:上を向き、下まぶたを軽く引き、容器先端がまつげ・眼や皮膚に触れないように1滴を落とす。点眼は1滴で十分です[7,12]
  4. 閉瞼・圧迫:ゆっくり目を閉じ、目頭(鼻側)を約1分軽く押さえ鼻涙管閉鎖で全身移行と流出を減らす[7,12]
  5. 余剰液拭取り:清潔なティッシュで涙を軽く拭く。こすらない[7]
  6. 容器先端の汚染対策:先端がまつ毛・皮膚・眼に触れた場合は汚染の可能性があるため、先端を清拭するか必要に応じて新しい容器に交換する。開封済みPF容器は使い切りタイプを守る[4,7]
  7. 複数薬の間隔:次の薬まで5~10分空ける[7,12]
  8. 点眼液の特徴から点眼の順番があります。水溶性→懸濁性(振って濁らせてから使用するもの)→油性→ゲル化→眼軟膏です。複数ある場合はこの手順を繰り返します。
  9. コンタクトレンズ再装用:治療点眼後は少なくとも15分以上待ってからレンズを装用する[1,7]

保存・携行のコツ

  • 防腐剤無添加は開封後の微生物汚染に弱い。一回使い切り容器は開封後に使い切り、残液は廃棄する[4,7]
  • 多回容器はキャップ内側や先端の清潔を保ち、使用期限・開封後期限を守る(多くは1カ月目安)。先端に触れた場合の汚染リスクに注意する[7]
  • 高温・直射日光を避ける。車内放置はしない。冷所指定品は指示に従う[7]

トラブル時の対処法と薬剤師・医師への相談ポイント

次の症状がある場合は、レンズを直ちに外し装用を中止して眼科を受診してください。受診までステロイド等を自己判断で使わないでください[1,2]

  • 強い痛み、急な視力低下、光がまぶしい(羞明)、眼脂が増える、充血が急に強くなった[1,2]
  • 角膜に白斑が見える、黒目に傷の疑い(角膜びらん・潰瘍)[1,2]
  • レンズが曇って見えづらい、外しても改善しない[2]

微生物角膜炎(アカントアメーバ、緑膿菌など)は進行が速く視力予後に直結します。就寝時装用、装用中の水曝露(入浴・水泳)、不十分な手指・レンズケアは主要リスクです。異常を感じたら速やかに装用中止・受診してください[1,2]

薬剤師に相談する際のポイント

  • 現在のレンズ情報:種類(ソフト/シリコーンハイドロゲル/RGP/カラー)、装用スケジュール(1day/2week/月・連続装用の有無)[1]
  • 症状の内容・経過:いつから、片眼か両眼か、痛み・かゆみ・乾燥・かすみの程度、悪化・改善要因[1]
  • 使用中の点眼・全身薬:成分名、用量、回数、防腐剤の有無、アレルギー歴[4,7]
  • レンズケア:手洗い方法、こすり洗いの有無、保存液の種類(MPSや過酸化システムか)、ケース交換頻度、水接触の有無[2]

医師に伝えるべき情報

  • 発症トリガーが疑われる出来事(寝落ち装用、プール、風邪薬や新規点眼の開始など)[2]
  • 視力変化や光視症、角膜異物感の性状(瞬きで変化するかなど)[1]
  • レンズ着用下での点眼の有無(防腐剤入り使用の有無、充血除去薬の頻度)[4,6]

セルフケアでできること

  • 軽度の乾燥感・異物感:装用を一時中断し、PFの人工涙液をレンズを外してから使用。改善なければ受診[3,4]
  • 花粉症時期:装用時間短縮、メガネ併用、治療点眼はレンズを外して使用、レンズ用うるおい点眼は装用可表示のみに限定[1,3,11]
  • 衛生管理:手洗い徹底、レンズケースはこすり洗い・乾燥し、3カ月以内を目安に交換。水道水使用は避ける[2]

併用時のコツ

  • 複数の治療点眼+コンタクトレンズ:1剤ごとに5~10分間隔、再装用は最後の点眼から少なくとも15分後を目安[7,12]
  • ジェル・軟膏は就寝前に使用し、翌朝までレンズを入れない[1,7]
  • 充血が続く場合、充血除去薬を使い続けず原因を検索して治療のため受診する[6,10]

最後に、点眼薬とコンタクトレンズの適切な併用はレンズの快適性と眼の健康を守るうえで不可欠です。迷ったら「レンズを外す」が基本。防腐剤の有無や薬効成分にも着目し、製品の添付文書や外箱の「コンタクトレンズ装用中の使用可否」を必ず確認し、医師・薬剤師に相談してください。多くの不快症状は適切なケアと点眼の使い分けで改善しますので、自己判断で治療を続けず早めに相談することが安心につながります[1,3,7]

自己判断で誤った使い方をしないことが大切です。正しい知識に基づいて目薬とコンタクトレンズを併用すれば、ドライアイやアレルギー症状の緩和と快適な視力補正の両立も可能です。ガイドラインに沿った安全な使用法で、大切な眼を守りながらコンタクトレンズライフを楽しんでください。

  1. American Academy of Ophthalmology. Contact Lens–Related Complications. Preferred Practice Pattern. San Francisco, CA: AAO; 2022.
  2. Centers for Disease Control and Prevention. Healthy Contact Lens Wear and Care. CDC; 2022. Available at: https://www.cdc.gov/contactlenses
  3. Subbaraman LN, et al. TFOS International Workshop on Contact Lens Discomfort: report of the subcommittee on care and solutions. Invest Ophthalmol Vis Sci. 2013;54(11):TFOS192–TFOS219.
  4. Baudouin C, et al. Preservatives in eyedrops: the good, the bad and the ugly. Prog Retin Eye Res. 2010;29(4):312-334.
  5. Sodium and benzalkonium interactions with soft contact lenses: absorption and release behavior. CLAO J. 1985;11(4):302-306.
  6. Rhee MK, Mah FS. Redness relief: balancing efficacy and safety of topical ocular vasoconstrictors. Surv Ophthalmol. 2017;62(6):896-902.
  7. Joint Formulary Committee. British National Formulary (BNF). Section 11: Eye. London: BMJ Group and Pharmaceutical Press; current edition.
  8. Noecker RJ. Effects of common ophthalmic preservatives on ocular health. Adv Ther. 2001;18(5):205-215.
  9. Ammar DA, et al. Comparison of in vitro toxicity of benzalkonium chloride to Polyquad, Purite, and SofZia. Cornea. 2012;31(4):456-461.
  10. FDA. Over-the-Counter Ophthalmic Drug Products; Tentative Final Monograph for Ophthalmic Drug Products for Over-the-Counter Human Use. Fed Regist. 1998;63:56553-56587.
  11. Scadding GK, et al. BSACI guideline for the management of allergic eye disease. Clin Exp Allergy. 2017;47(6):766-817.
  12. Academy of Managed Care Pharmacy. Principles of Eye Drop Administration and Spacing. AMCP Guidance; 2018.
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